苫小牧付近の日高本線・富内線付け替えの空中写真
前回の記事に書きました通り苫小牧付近では過去に日高本線と富内線の線路の付け替えが行われていますので、今回はこれらの付け替えの前後の様子を国土地理院の空中写真で見てみたいと思います。
最初は苫小牧駅付近です。
・MHO612-C10-7120・7121(1961年5月)を加工したものです。左上が苫小牧駅です。
・日高本線は苫小牧駅を出るとすぐに右にカーブして海岸の方向に向かって進んでいます。

・MHO665X-C8-7(1966年9月)を加工したものです。
・1962年12月に日高本線の線路が付け替えられ、室蘭本線と別れる地点はこの写真の画角外の沼ノ端寄りに移りました。
・旧線は拡張された港の水路によって断ち切られています。
続いて勇払駅付近です。
・MHO612-C10-7111・C11-7069(1961年5月)を加工したものです。
・写真中央付近を左右に横切るのが日高本線で、左が苫小牧方です。
・写真右側に勇払駅が見えます。苫小牧方向に戻る形で国策パルプの専用線があります。

・MHO665X-C8-11(1966年9月)を加工したものです。
・1962年の付け替えで日高本線は写真上から右下に向かう形になりました。
・勇払駅は新線上に移転し、これに合わせて専用線はぐるっと大きくカーブを描く形になりました。
・1972年頃、苫東地区の開発により日高本線をさらに大きく迂回させて沼ノ端駅分岐とする計画が浮上したようです。これが実現すれば勇払駅は廃止されてしまうはずでしたが、開発が縮小されたため迂回計画が実現することはありませんでした。
続いて鵡川・豊城駅付近です。
・USA-M1188-30(1948年10月)を加工したものです。
・左下が鵡川駅、右上が豊城駅で、両駅を結ぶ線路が1943年開業の新線です。
・豊城駅から左上方向に向かうのが北海道鉱業鉄道が開業した金山線の跡と思われます。
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