苫小牧付近の路線の変遷
今回は苫小牧駅付近の路線の変遷についてのお話です。
参考資料は停車場変遷大事典、Wikipediaほかのネット情報です。
1892年8月
・1892年8月に北海道炭礦鉄道が室蘭線として室蘭~岩見沢間を開業させました。
・この時苫小牧駅は設けられていますが、沼ノ端駅はまだ設けられていません。
1913年10月
・1898年2月に沼ノ端駅が開業しました。
・1906年10月に北海道炭礦鉄道は国有化され、1909年10月に室蘭本線と制定されました。
・1913年10月に苫小牧軽便鉄道により苫小牧~勇払(ゆうふつ)~鵡川~佐瑠太(さるふと)間が開業しました。王子製紙の専用鉄道を改修したもので、軌間は762mmです。
1922年7月
・1922年7月に北海道鉱業鉄道金山線の沼ノ端~上鵡川~生鼈(いくべつ)間が開業しました。
・沼ノ端~上鵡川間は苫小牧軽便鉄道線と3~5kmぐらい離れて並走する形です。
1926年8月
・1924年3月に北海道鉱業鉄道は北海道鉄道に社名変更されました。
・1926年8月に北海道鉄道札幌線の沼ノ端~苗穂間が開業しました。
1929年11月
・1927年8月に苫小牧軽便鉄道が国有化され、日高線となりました。
・1929年11月に日高線が1067mmに改軌されました。
1943年8月
・1943年8月に北海道鉄道が国有化されて金山線は富内線に、札幌線は千歳線となりました。
・同時に上鵡川駅は豊城駅に改称されました。
1943年11月
・1943年11月に鵡川~豊城間の連絡線が開業し、沼ノ端~豊城間は休止となりました。この結果富内線は鵡川~富内間の路線となっています。
・国有化からわずか3か月後の路線の付け替えですが、国有化以前から計画されていたものなのでしょうか。
1962年12月
・1962年12月、苫小牧西港建設のため苫小牧~勇払間の線路の付け替えが行われました。
・この際勇払駅は移転しています。
1969年9月
・1969年9月に千歳線が複線化され、一部線路の付け替えが行われました。
1986年11月
・1986年11月に富内線が廃止されました。
2021年4月
・2021年4月に日高本線の鵡川~様似間が廃止されました。2015年1月から災害により休止されていたものです。
・日高本線苫小牧~様似間は146.5kmですが、そのうちの約80%に当たる116kmが廃止されたことになります。
以上、苫小牧駅付近の路線の変遷を眺めてみましたが、1943年の富内線の付け替えと1962年の日高本線の付け替えが大きなトピックではないかと思います。
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1966年に開港した苫小牧西港区を ”つ” の字で取り囲むように、苫小牧港開発株式会社線(1968年開業~2001年廃止)の専用線があって、一部は旧日高線跡を転用していたようです。
https://nigochu.xsrv.jp/25map.html#yufutsu78
1970年代 北海道鉄道写真 のサイト様
>2万5千分の1地形図 記録された線形>勇払(1978年)で「苫小牧操車場および公共臨港線略図」をはじめ、相当詳しくご紹介されています。
投稿: moni5187 | 2026年10月 1日 (木) 16時39分
moni5187さん、ご紹介ありがとうございます。
ヤバイです。チョコチョコネタかぶりしそうです(汗)。
投稿: f54560zg | 2026年10月 4日 (日) 15時40分