姫新線配線図 その2(東觜崎~西栗栖)
姫新線の各駅の配線図のご紹介です。
今回は東觜崎(ひがしはしさき)駅、播磨新宮駅、千本(せんぼん)駅、西栗栖駅です。
1955年1月です。(※1)
・播磨新宮駅は、下り列車・上り列車とも1・2番線のどちらにも進入可能ですが出発が可能なのは下りは1番線、上りは2番線のみとなっていて現在の余部駅と同じです。3番線は側線です。

・Wikipediaには千本駅は「以前は相対式ホーム2面2線であった」と書いてありますが、1955年時点では1面1線です。前面展望動画を見てもそのような痕跡は感じられないのですがどうだったのでしょう。
1959年1月です。(※1)
・東觜崎駅に3番線が設けられています。ホームには面していますが側線です。
最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
・東觜崎駅の側線はなくなりました。
・播磨新宮駅の3番線は本線になりました。また下り列車の上り本線への進入と、下り本線からの上り列車の出発が可能になっています。
・播磨新宮には入換標識が設けられているのですが、ちょっと少なくない? 各番線から本線に引き上げる用の入換標識が見当たらないのです。どういう仕組みになっているのでしょうか。
配線図は
※1印・・・T.Mさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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東觜崎駅は素麺『揖保乃糸』の産地で、駅を取り囲むように大きな倉庫が建ち並んでいて、線路配置図だけを見ているとギャップに驚きます。
投稿: 天鉄ヲタ | 2026年8月20日 (木) 22時58分
国鉄の貨物輸送は、駅だけで扱うのではなく、荷扱所というデポのようなものが全国に10箇所ほどあり、そこでも扱っていました。
その一つが「山崎荷扱所」で、播磨新宮駅からトラックで荷扱所まで、小口扱貨物と車扱貨物を運んでいました。
山崎は、播磨新宮駅がある現・たつの市の北にある現・宍粟(しそう)市の中心市街地のようで、中国自動車道に山崎インターがあります。
播磨新宮駅の貨物設備は、自駅分に加えて、荷扱所分も扱える設備になっていたと思われます、
投稿: NZ | 2026年8月22日 (土) 00時58分
天鉄ヲタさん
Googleマップを見ましたが、特に駅裏側は倉庫がズラリですね。
NZさん
荷扱所という施設は知りませんでした。情報ありがとうございます。
投稿: f54560zg | 2026年8月23日 (日) 21時25分
NZ様のコメントで「そういえばそんなものあったな」と思い出しました。
現在のオフレールステーションが、駅の貨物取扱廃止に伴って設置されたのと異なり、もともと鉄道のない地域に設けられていたのですが、どういう経緯で開設されたのか?運賃計算はどうなっていたのか気になったので少し調べてみました。
鉄道辞典下巻1958年日本国有鉄道発行1391ページから抜粋です。
にあつかいじょ 荷扱所 鉄道から相当離れた箇所に、国鉄の手小荷物・貨物の受託・引渡等の業務を行うため設けられた場所。広い意味における駅の一種である(荷扱所荷物取扱規則第1条注1)。(中略)荷扱所は昭和11・9に開設された播磨新宮駅山崎荷扱所および備中高梁駅成羽荷扱所の2箇所が最初であり、鉄道の駅からある程度離れた場所に国鉄の窓口を設置し、レールのない駅として利用者の利便をはかるとともに、鉄道の出貨誘致に資することが目的とされた。その後新設・廃止等が行われ、昭和33・1現在では9箇所となっている。
荷扱所における荷物の受託・引渡等の業務は、最初設置された際は国鉄職員が配置され、直接その業務に当ったが、現在においては、これら荷物所における業務および荷扱所と駅との間の運搬作業の全部を通運業者に委託している。荷扱所における荷物取扱については、荷扱所・駅間の運搬作業その他に特別の費用も必要なので、荷主から鉄道運送区間の運賃のほかに、べつに荷扱所料金を収受する。(以下略)
「しょ」ではなく「じょ」なのが意外ですが、前掲書では「鉄道係員」の見出しが「てつどうけいいん」となっていたりするので、実際に「にあつかいじょ」と呼ばれていたかどうかは怪しいと思います。
NZ様、お手すきのときで結構です。追加の解説も戴ければ幸甚に存じます。
長文失礼致しました。
投稿: オール阪神小市民 | 2026年8月26日 (水) 20時57分
オール阪神小市民 様
コメントを掘り下げていただきありがとうございます。
荷扱所については、当方のブログ「鉄道資料箱」で扱っていますので、ご高覧くだされば幸いです。
URL:https://railbox.fc2.net
下記で検索してください。
日付:2025/09/02
カテゴリー:貨物関係資料
タイトル:5210 貨物営業キロ程表(その5) 貨物局
投稿: NZ | 2026年8月26日 (水) 23時36分
NZ様
拝見致しました、
貴重な資料を惜しみなく公開して下さっていることに感謝申し上げます。資料だけでなく、詳細な解説も加えられ、こちらのブログ同様大変に興味深く素晴らしいものですね。鉄道資料箱の名に相応しいものだと思います。
小生には身近な社町にも荷扱所があったことも思い出しました。土庄は小豆島でしょうか?小生が勤務していた駅からも荷扱所宛ではありませんが、社線航路を介して沖縄県行きの荷物の発送が毎日のようにありました。国鉄というのは今で言うところのユニバーサルサービスを担っていたんだなと今更ながら気づいた次第です。
また色々ご教示戴ければ幸いです。とりあえず御礼まで。失礼致します。
投稿: オール阪神小市民 | 2026年8月28日 (金) 13時13分
オール阪神小市民さん
NZさんの資料はホントにすごいです。
投稿: f54560zg | 2026年8月30日 (日) 18時05分
管理者様の本ブログも甲乙つけがたい内容だと思います。小生のような根気のない者にはお二方の真似は出来そうにありません。
これからも再三お邪魔させて戴きます。
投稿: オール阪神小市民 | 2026年9月 1日 (火) 13時20分
オール阪神小市民さん
これからもよろしくお願いします。
投稿: f54560zg | 2026年9月 6日 (日) 19時16分