客車回送列車 その2(八戸・盛岡・秋田)
1988年3月時点で運転されていた客車回送列車(一部の例外を除き定期列車限定です)のお話の続きです。
今回は八戸・盛岡・秋田地区です。
客車の運用については推測になります(汗)。
参考資料は
時刻表1988年3月号
鉄道ダイヤ情報1988年9月号
鉄道ダイヤ情報1988年12月号
鉄道ピクトリアル2005年2月号
鉄道ピクトリアル2007年2月号
鉄道ピクトリアル2024年11月号
です。
最初は八戸・盛岡地区です。
・客車回送列車とそれに関係する列車のみを掲載しています。
・前々回の北海道の客車回送列車はいずれも旅客ターミナル駅と車両基地隣接駅間で運転されていたものでしたが、八戸駅・盛岡駅付近で運転されていた客車回送列車はそれとはちょっと違います。
・朝方に野辺地発青森行き521列車という列車が運転されているのですが、これに接続する形で八戸発野辺地行き回521列車が運転されています。想像するに同じ編成が野辺地までは回送、野辺地から客扱いを行っているのではないかと思います。
・一戸発鮫行き1629列車と盛岡発一戸行き回1629列車の関係も同様です。
・どちらも早朝の時間帯ですので需要が見込めない区間を回送列車としているのではないかと思いますが、仮にそうであったとしても列車として運転することには変わりありませんので客扱いしてもよさそうな気もします。鉄ピク誌2024年11月号にはお客さんを乗せることによる列車側及び地上側の負担(車掌さんや駅員さん)のことが書かれていますので、そういった関係で回送列車にしているのだと思われます。
・これらの回送列車がいつまで運転されていたのかはわかりませんが、東北線の客車列車は1996年3月までに電車化により廃止されたようです。
続いて秋田地区です。
・関係する一部の列車のみを掲載しています。
・ここは回送列車ではないのですが、営業列車に回送目的の車両を連結している運転形態と思われるため取り上げました。
・朝方に横手発米沢行き424列車という列車があるのですが、機関車運用をみるとこの列車の最後部には湯沢駅まで機関車が連結されるようになっています。そしてこの最後部の機関車は次に湯沢発秋田行き3423列車をけん引するような運用になっていることから、おそらく424列車の後部には機関車だけでなく3423列車となる客車も連結されていて、湯沢駅で分割されて前半分は424列車として米沢に向かい、後半分は3423列車として秋田に向かうものと思われます。
・同様に秋田発大館行きの1631列車も八郎潟駅で分割されて後半分が2620列車として秋田駅にとんぼ返りするものと思われます。
・単独の回送列車として運転すると機回しの手間がかかりますので、よく考えられたものだと感心してしまいます。
・このように回送目的の車両を営業列車に連結する場合、回送車両には普通にお客さんを乗せるのでしょうか、それとも締め切り扱いとするのでしょうか。誤乗を考えると締め切り扱いの方がよいような気もしますが実際どうだったのでしょう。
・このような運用がいつまで行われていたのかはわかりませんが、奥羽線の客車列車は1993年12月までに電車化されて消滅しました。
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こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
推測で書き込みますので、ご了承ください。
回送目的の車両については、回送の表示がされていたと思われます。車掌一人当たりの担当車両数があるはずですので。
折り返し列車の車掌が乗っていたとしても、便乗扱いの可能性もあります。
ただし、旧型客車だと手動扉なので、貫通ホロを外してあったとしても、駅から直接、回送車に乗りこむことも可能だったかもしれませんね。有効長の関係で降りる駅でホームにかからない危険性がありますが。
投稿: 客車回送列車 | 2026年7月28日 (火) 10時52分
客車回送列車さん
おっしゃる通り旧型客車ですとどうしようもないですよね。私だったら間違いなく乗ります(笑)。
投稿: f54560zg | 2026年8月 2日 (日) 20時42分