上越線配線図 その8(五日町~小出)
上越線の各駅の配線図のご紹介の続きです。
今回は五日町駅、浦佐駅、八色駅、小出駅です。
最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
・五日町駅はかつてセメントや石油列車の発着がありましたが、現在は棒線駅です。
・浦佐駅には4本の本線がありますが、中線2線は通常は使用されていないようです。

・前面展望動画を見ていて衝撃を受けたのは小出駅の上り場内信号機です。ストリートビューでもこんな感じで見ることができます。
・上り列車から見て上り本線より左側にあるのは只本・只1ですが、素直に左に分岐する分岐器はありません。ということは、いったん右の中線に入ってそこから上本を横切って只本・只1に進むということなのだと思います。このようなルートは(私は)ほかに見たことがなく、かなり珍しい気がします。貨車の入換用の既存の線路を最大限に活用した結果でしょうか。コロンブスの卵といいますか、従来の常識にとらわれない発想を感じます。
・このように現在では長岡方から只本・只1への進入及び只本・只1から長岡方への進出が可能になっているわけですが、このルートが新たに設けられた理由は何なのでしょう。只見線が不通となって小出側が盲腸線状態となってしまったことと関係しているのでしょうか。
1979年頃の小出駅です。以前ご紹介したものです。
・起点側が右側で描かれています。
・もともと1971年に全通するまで只見線は小出~大白川間の盲腸線でした。その頃の只見線用のC11や客車は長岡運転所小出派出所に所属していましたが、検査時は長岡に回送する必要があったと思います。客車列車や貨物列車にぶら下がって回送されていたのでしょうか。
国土地理院の空中写真を見るとこんな感じです。
・CCB763-C8-60(1976年11月)を加工したものです。
・電源開発の専用線が特徴的です。この時点で使用されていたのかどうかはわかりませんが。
こちらの記事もご覧下さい。
五日町 2014/11/15
小出 1979/7/16
小出 1979/7/16 その2
小出 2005/7/18
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>コロンブスの卵
小出駅と事情は異なりますが、分岐した線路が交差して左右逆方向に行くケースが、品川駅にもありますね。
旧品川操車場跡に作られた電留線のうち、品川駅の直近にある東海道下り本線側の4本は、一旦1本にまとまってから再度分岐して品川駅の9・10・11番線につながっていますが、9番線に行く線路と、10・11番線に行く線路が、左右逆に分岐してから交差します。これは品川駅の着発線が電留線側で末広がりになっている関係で生じた現象で、列車の着発ルートを確保した上で、用地の制約の中で電留線へのルートも作った設計の苦労が偲ばれます。
投稿: クモイ103 | 2026年2月 5日 (木) 09時11分
>長岡方から只本・只1への進入及び只本・只1から長岡方への進出
いつぞや(数年前?)、上越線下り方と只見線を直通する臨時列車があったと思いましたが、それと関係があるのでしょうか。
ずっと昔の話ですが、かつて上野~只見間に臨時急行[奥只見]が運転されていた時期がありました。上野~小出間は秋田行きの急行[鳥海1号]に併結されていましたので、小出の下り本線に到着後、編成を分割して、旅客を乗せたまま只見線へ入換をしていたのでしょうね。
複雑な線路をガタガタ通る上越線~只見線直通ルートには乗ってみたいです。
投稿: クモイ103 | 2026年2月 7日 (土) 13時57分
上越線~只見線のルートが引かれたのは、只見線のタブレット閉塞を止めた頃ではないかと思います。2000年代前半に磐西・只見一周号(名称不確かですみません)に乗車したことがあり、その折は、只本~中と入換でした。中途半端に感じるところに停車して折り返したのを覚えています。
上越線~只見線のルートは、只見線の車両を小出滞泊せずに長岡に回送していて、日常的に使われているのではないかと思います。
構内配線を改装することなく、現存するもので対応したのでしょう。
投稿: やわやわとまれ | 2026年2月 7日 (土) 23時01分
クモイ103さん、貴重な情報ありがとうございます。
>品川駅の電留線
こんなところにそんなものがあるとは、ちょっとびっくりしました。
>上越線下り方と只見線
直通する臨時列車についてはよく知らないのですが、どちらかと言えば、上越線上り方の直通列車のほうが多かった気がします。入換必須ですが。
投稿: f54560zg | 2026年2月 8日 (日) 19時19分
只見線のタブレット閉塞を止めた時、又は石打の上1廃止や土樽や土合下り棒線化の時に上越線のCTCが更新されたどちらかのタイミングで入れ替えを行わないで良いよう進路が設定されたと記憶しています。
以前は、長岡方から2番線へ、向きを変え下り本線へ(本線への分岐線上で停車)、向きを変え只見本線へ、でした。
只見線車両の長岡滞泊は、昨年?一昨年?の改正から始まったようです。
小出駅も無人化されましたが、自治体からのクレームで現在は簡易委託みたいな感じになってます。
投稿: スノラビ | 2026年2月 8日 (日) 19時30分
スノラビさん、情報ありがとうございます。
小出駅のような分岐駅でさえも無人化の対象とは寂しいです。
投稿: f54560zg | 2026年2月 8日 (日) 20時24分
国立国会図書館「建設の機械化(No.108)」奥只見工事用資材についてと題する記事に1959年頃の小出駅の配線図があります。これによると、既に只見線-宮内方の進路が見てとれます。中線分岐の特異な進路は、複線化の際に必要最小限の改造で行ったためではないでしょうか。
あと、余談ですが、只見3番線の先に、魚野川砂利線なるものもあった様です。
投稿: ES | 2026年2月11日 (水) 23時06分
ESさん、情報ありがとうございます。
確かにおっしゃる通り只見線-宮内方は線路的にはつながっていますが、信号的には直通できるようになっていなかったのでは・・・。推測ですが。
投稿: f54560zg | 2026年2月14日 (土) 16時20分
f54560zg様
大変失礼いたしました。信号機の記号を見落としておりました。
投稿: ES | 2026年2月14日 (土) 23時23分