豊肥本線配線図 その2(原水~阿蘇)
豊肥本線の各駅の配線図のご紹介です。
今回は原水駅、肥後大津(ひごおおづ)駅、瀬田駅、立野駅、赤水駅、市ノ川駅、内牧(うちのまき)駅、阿蘇駅です。
最近の様子です。
・熊本~肥後大津間は1999年10月に電化されています。
・原水駅は線路的には一線スルーですが、信号的にはそうなっていません。通過列車でも結構な速度制限を受けそうです。
・肥後大津駅には本線が3線ありますが、上下列車ともその3線に進入でき、その3線のいずれからも出発ができます。
・豊肥本線は過去に地震や大雨災害で被災し、肥後大津~阿蘇間は2016年4月から2020年8月まで不通となっていました。

・瀬田駅はかつて中線があったようなホームの配置です。
・立野駅は有名なスケールの大きいスイッチバック駅です。ホーム部分から折り返し線までは1kmほどもあります。
・熊本方面に対しては立野駅での折り返しが可能になっています。
・南阿蘇鉄道は1986年4月に国鉄高森線から転換されたものです。

・阿蘇駅は一線スルーです。また、上下とも遠方信号機は設けられていないようです。
国土地理院の空中写真で立野駅周辺を見てみます。
・USA-R74-2-38(1948年7月)を加工したものです。

・CKU764-C3-10(1976年9月)を加工したものです。

・CKU201628-C9-19・20(2016年5月)を加工したものです。
・この撮影直前に熊本地震が発生し(と言いますか、地震の被災状況を確認するためにこの空中写真が撮影されたものと思われます)、この時点では肥後大津~豊後荻間が不通になっています。

・CKU20169-C4-106(2016年4月)を加工したものです。
・不通の大きな原因となった立野~赤水間の土砂崩れ現場です。このような悲惨な状況を復旧させた関係者の皆様の努力には頭が下がります。
ついでに高森駅周辺も。
・CKU764-C7B-10(1976年9月)を加工したものです。左下が立野方です。
・高森線はカーブで写真上方向に向きを変えて高森駅に到達しますが、カーブせずに直進してトンネルに突っ込むのが高千穂線とをつなぐ計画だった未成線です。
・現在はトンネルを含めて公園になっているようで、もし開通していたらこの辺りに高千穂駅が移設される計画だったようです。
以下、2026年1月3日追加しました。
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「豊肥本線その2」の記事で立野駅さんからコメントをいただきましたので、改めて確認しました。
私も直通列車のことは気にしていませんでした(汗)。
・1番線、2番線の先が南阿蘇鉄道線とつながりました。
・下りの直通列車は2番線、上りは1番線発着となりますので、言ってみれば右側通行ですね。
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配線図はキハ65さんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
最近、南阿蘇鉄道が朝二往復のみ豊肥線に片乗り入れしていますが、立野駅はこの記事の配線図より、新しいものがあるのでしょうか?
投稿: 立野駅 | 2025年12月31日 (水) 20時25分
おめでとうございます。
国鉄時代の立野駅の配線図は、
旅行カバンの片隅から さまのブログで、公開されていました。
立野駅連動図表(昭和56年)その2
http://lbxnydr.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/562-9ab3.html
水前寺公園から阿蘇へは、豊肥本線沿いのルートで修学旅行で行ってはいます。行きは、最寄駅から2階建て団臨に乗り、新幹線に乗換えて博多までオール鉄旅で、6エリア内は、ガイドさんが 片平なぎさ 似の貸切バスでした。0系新幹線の運転室に入れて貰ったり、今となっては伝説になった鉄道車両ばかり撮ってありましたが、外輪山内では撮っておらずです。高森トンネルの工事が、中断した頃の思い出話になります。
投稿: moni5187 | 2026年1月 2日 (金) 17時04分
立野駅さん
情報ありがとうございます。記事に追加しました。
moni5187さん
旅行カバンの片隅からさんの記事をすっかり忘れていました。申し訳ありません。
貴重な資料に感謝です。
投稿: f54560zg | 2026年1月 3日 (土) 11時28分
管理人様
さっそく、直通後の配線図を掲載していただきありがとうございました。参考になりました。
投稿: 立野駅 | 2026年1月 3日 (土) 19時02分