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2025年10月 4日 (土)

単行機関車列車 その19(宮内)

単機回送のお話の19回目です。
今回は宮内駅~南長岡駅間で行われていた単機回送です。

参考資料は以下の通りです。
 '88貨物時刻表
 鉄道ダイヤ情報1988年9月号
 2009貨物時刻表
 2024貨物時刻表

 

1988年3月です。
_198803tksemu
・宮内駅~南長岡駅間の単行機関車列車及びこれに関係する貨物列車のみを掲載しています。
・この区間の単機回送はちょっと特殊です。上越線方面と信越・北陸線方面を結ぶ貨物列車は長岡付近で向きを変えなければなりませんが、南長岡駅(1985年3月までの長岡操車場)が上下の着発線が離れた構造で折り返しには不向きであったためか、宮内駅で折り返しが行われていました。
19791201sensj

19790716semu_20250928205801
・機回しして向きを変えるだけであれば単機回送は発生しないのですが、このケースにおいては電化方式の違いから機関車を直流機⇔交直流機に交換する必要もあり、その結果宮内駅と機関車基地が隣接する南長岡駅間との間で単機回送が行われていました。
・宮内駅で折り返す貨物列車は上下合わせて8本で、それぞれに単機回送が2回発生しますので単行機関車列車は全部で16本です。直流機は高崎区のEF64、交直流機は富山区のEF81です。
・上越線から北陸線に向かう列車は宮内駅4番線で、北陸線から上越線に向かう列車は中線、2番線、4番線での折り返しが可能なようです。
・深夜2時頃には2070列車と2071列車の2本の列車が発着しますので、ちょっと忙しそうです。
・実際の機関車付け替え作業の動画はこちらをどうぞ。
  宮内 1990/8/10 動画
・言うまでもないとは思いますが寝台特急「北陸」は長岡駅で向きを変えますので、この関係での単行機関車列車の運転はありません。

 

2009年3月です。
_200903tksemu
・南長岡駅の改良工事が行われ、折り返しが宮内駅から南長岡駅に変更となって単機回送はなくなりました。
20050718semu_20250928205801

20050718semmno
・折り返す列車は上下合わせて以下の6本です。
  2075~74
  71~2070
  2071~70
  75~2074
  2073~72
  73~2072
・これらは宮内~南長岡間を重複して走行するため、南長岡を境に列車番号が変わるようになりました。
・宮内駅の配線は簡素化されましたが、電車・気動車列車ならば4番線での折り返しができそうです。

 

2024年3月です。
_202403tksemu
・単機回送は2009年時点ですでに消滅しているのですが、勢いで2024年も。
・上越線方面と信越・北陸線方面を結ぶ貨物列車は上下合わせて2本(71~2070、2071~70)だけになってしまいました。直通はしなくとも、南長岡で継送されるケースがあるとは思うのですが。

 

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コメント

宮内駅での折り返しは、夏の海水浴臨時列車「くじらなみ」でも行われていました。手持ちの1981年8月号の時刻表では、下りの2本と戻りの上りの1本は長岡での折り返しですが、上りの1本だけが信越本線→上越線への宮内で折り返しになっています。記憶があいまいですが、183系になってからの宮内折り返し列車に乗ったことがあり、2番線か4番線で折り返したかと思います。扱いは停車ではなく運転停車だったかもしれません。

>直通はしなくとも、南長岡で継送されるケースがあるとは思うのですが。

南長岡がES対応になってコンテナの積み替えで対応できるようになったのが大きいかもしれませんね。
黒井駅が下り方面(新潟・羽越・奥羽・北海道)列車しか対応していないみたいで、この補填のせいか南長岡~黒井に1往復動かしてるようでこれで事足りるということでしょうね。

2008年頃まであった上越線の北陸や黒井・新井・二本木の化成品タキ列車は南長岡まで行って別列車で行ってた記憶あります。

黒井駅の配線図は2016年11月22日付けの黒井 2015/10/3 その1http://senrohaisenzu.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/2015103-cd1a.htmlに示されていますが、それを見る限りでは貨物列車の発着線下1,2,3には上り下り両方向とも進入出発が可能のように見えます。信号も進路が設定されているように見えます。富山方面への停車列車も1本あるようですが。停車時間が2分では入換などはできませんから、線路のサビ取りでしょうか。

>「くじらなみ」
宮内折り返しもあったのですね。確かに海水浴臨なら必ずしも長岡まで行く必要はない気もします。

>黒井
下り方面のみの対応はちょっと不思議ですね。いろいろ理由があるのでしょうけれど。

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