深谷駅終着・始発列車 1984年2月
高崎線配線図 その3(深谷~新町)の記事で触れた深谷駅始発・終着列車に関して、NZさんから1984年2月改正での列車ダイヤのご提供をいただきましたのでご紹介します。
実際にご提供いただいたのは(上野)大宮~石打・高崎~小諸間の0時~24時なのですが、ご紹介するのはそのうちの主題に沿ったごくごく一部となります(汗)。

・まず下りの深谷行き列車を見てみます。19時36分着の893Mで、ちょっとわかりずらいですが「下1」と書かれています。3分後の19時39分には705M「佐渡5号」が下り本線から出発していきます。
・その後下り方面・上り方面とも深谷駅から出発する回送列車らしきものは見当たりません。
・次に朝の深谷始発の上り列車です。7時3分発の852Mです。出発前に籠原方面や高崎方面から深谷駅にやってくる回送列車は見当たりません。
・高崎線配線図 その3(深谷~新町)の記事のコメントの通り、1978年10月時点では下り深谷行きとしてやってきた車両はどこかに回送されることなく深谷駅で滞泊し、翌朝の上り深谷始発列車として戻っていったようですが、これは1984年2月時点においても同様であったようです。
ところで深谷駅に到着した893Mの車両はその後どうなるのでしょうか。
1984年3月時点での深谷駅の線路配線は以下のようでした。
・前述のダイヤを見ますと19時36分に893Mが深谷駅に到着した後、19時56分頃に深谷駅で列車の追い越しが行われていることが確認できます。追い越すのは3033M「あさま23号」で、追い越されるのは895M前橋行きです。従って遅くともこの時までには893Mの車両は下り1番線から移動していなければなりません。翌朝まで下り1番線でじっとしている、というわけにはいかないようです。
・再度ダイヤを見てみますと705Mから895Mの間は16分ほど間が空いていますので、これぐらいの時間があれば下り本線に引上げ、下り2番線あたりに移動することはできそうです。7両編成であれば下り引上線を使用していたかもしれません。
・次に朝の上りです。配線図の通り下り1番線には上り出発信号機はありませんし、ダイヤにも「下1」とは書かれていませんので、852Mは上り本線からの出発と思われます。
・6時51分に848Mが出発した後は7時2分の825Mまで下り列車はやってきませんので、この間に下り2番線あたりから大急ぎで下り本線を横断して上り本線に引上げ、バックして上り本線に据え付けるほかには選択肢はなさそうです。結構忙しそうです。
・ダイヤには掲載されていませんが、時刻表1984年6月号を見ますと臨時列車の9723M「くじらなみ3号」(熊谷発米山行き)が深谷駅6時57分発として記載されており、この列車の運転時にはさらに忙しかったのではないでしょうか。
列車ダイヤはNZさん、配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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深谷始発の列車は、興味深い変遷をたどっているようです。
昭和34年の高崎線のダイヤでのこの列車を検討してみました。
ご高覧いただければ幸いです。
鉄道資料箱
https://railbox.fc2.net
3409 高崎・上信越・両毛線列車ダイヤ(2分目) 高崎鉄道管理局
(2025/09/28 01:00から)
投稿: NZ | 2025年9月28日 (日) 00時52分
NZさん
1959年時点で深谷始発・終着列車が存在したのですね。
私も古い時刻表を見てみたのですが、1963年~1969年では見当たらず(すべての月の号を見たわけではありませんが(汗))、1970年の時刻表では掲載されていました。いったん消滅して1970年頃に復活したようです。
投稿: f54560zg | 2025年9月28日 (日) 22時08分