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2025年7月 9日 (水)

米原駅の進入・進出ルート その1(1960年頃)

米原駅の進入・進出ルートについてのお話のその1です。
今回は先日ご紹介した1960年頃の配線図をベースにしています。

この時代、新幹線はまだ開業していません。東海道線には151系や153系の電車や20系などの優等列車が数多く運転されていました。
また湖西線も未開業ですので、米原駅は北陸線方面の玄関口として重要な役割を果たしていました。481系はまだ登場していませんが、大阪や東京・名古屋と北陸線方面を結ぶ列車が運転されていました。

 

①東海道下り進入ルート
01196000tkmbsr
・場内信号機は1で、進路は
  1A・・・東海道下り本線
  1B・・・東海道下り1番線
  1C・・・下り中線
です。
・第1種電気もしくは電空でしょうか。

 

②北陸上り進入ルート
02196000tkmbsr
・こちらは継電のようです。
・場内信号機は102Rで、進路は
  B・・・東海道下り1番線
  C・・・下り中線
  D・・・北陸上り本線
  E・・・北陸上り1番線
  Jb・・・東海道上り1番線
です。
・東海道線は3進路しかありませんでしたが、北陸線は5進路あります。

 

③東海道下り旅客進出・貨物進入ルート その1(東海道下り本線ほか)
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・東海道下り本線の信号機は201Rで、その進路は
  O・・・東海道下り本線2区
  P・・・貨物下り1番線
  Q・・・貨物下り2番線
  S・・・貨物下り3番線
  V・・・貨物下り4番線
  W・・・貨物下り5番線
です。
・東海道下り1番線、下り中線、北陸上り本線の信号機はそれぞれ202R、203R、204Rで、進路は201Rと同じです。
・東海道線及び北陸線の貨物着発線に進入する貨物列車ははどこを通るのでしょうか。

 

④東海道下り旅客進出・貨物進入ルート その2(北陸上り1番線)
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・北陸上り1番線の第一出発信号機205Rの進路は東海道下り本線2区のみで、貨物着発線への進路はありません。

 

⑤東海道下り進出ルート
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・信号機は301、302です。
・301は下り本線2区の第二出発信号機、信号てこを共用する302A~Dがそれぞれ貨物下り1~4番線の出発信号機です。

 

⑥東海道上り進入ルート
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・てこを持たない第一場内イの次に第二場内401があります。進路は
  401A・・・東海道上り本線2区
  401B・・・貨物上り1~4番線
です。
・401Bには進路表示機がないのですが、乗務員さんは貨物上り1~4番線のどこに進入するのかわかるのでしょうか。

 

⑦東海道上り旅客進入・貨物進出ルート その1(上り本線)
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・上り本線の第二場内信号機は402及び403で、進路は
  402A・・・東海道上り本線
  402B・・・東海道上り1番線
  403・・・北陸下り本線
です。

 

⑧東海道上り旅客進入・貨物進出ルート その2(貨物上り1~4番線)
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・信号機は404x及び405xで、貨物上り1~4番線の順にx=A~Dとなっています。
・進路は
  404x・・・東海道上り本線
  405x・・・北陸下り本線
です。貨物上り1~4番線のいずれからも東海道上り本線または北陸下り本線に進むことができます。

 

⑨東海道上り旅客進入・貨物進出ルート その3(貨物上り5番線)
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・貨物上り5番線だけは進路が北陸下り本線しかありません。
・信号機は405Eです。

 

⑩東海道上り・北陸下り進出ルート その1(東海道上り本線)
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・東海道上り本線からの進路は104LPの東海道上り線のみです。

 

⑪東海道上り・北陸下り進出ルート その2(東海道上り1番線)
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・東海道上り1番線の出発信号機は105Lで、その進路は
  P・・・東海道上り線
  Z・・・北陸下り線
の2つです。

 

⑫東海道上り・北陸下り進出ルート その3(東海道下り1番線ほか)
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・出発信号機は北下本、北上1、北上本、下中、東下1の順に106LZ~110LZで、いずれも進路は北陸下り線のみです。

 

以上、信号機とその進路について図から読み取れるところをつらつらと書きましたが、これらを整理して概略図を作成すると下図のようになります。
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・東海道下りが進入できるのは3線、東海道上りに進出できるのが2線なのに対し北陸線は進入が5線、進出は6線と、北陸線関係の方が充実しているような感じがしてしまいます。北陸線の方が米原始発・終着となる列車が多いからなのかもしれませんが、上り線の移設で東海道上りホームが窮屈な位置になってしまったようにも思います。
・東海道線の旅客列車は上下ともホームでの折り返しはできません。いったん電留線に引き上げる必要があります。
・東京方面と北陸方面を結ぶ貨物列車は(そのような列車があったかどうかはわかりませんが)、着発線での折り返しはできません。入換が必要になります。

 

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

この当時笠寺と新潟方面結んでた列車は米原で系統分割してたのかな?
積荷が面白くネタ列車でした。屋根付きトキや屋根が開くワキとか。

敦賀港~近江長岡はトキ車による燃料用石炭輸送もあったようで…。

ゆかわあきらさん
この時代は米原に着くと分解・組成されていたのではないでしょうか。

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