単行機関車列車 その15(東京)
単機回送のお話の15回目です。
今回は東京駅~品川駅間で行われていた単機回送です。
参考資料は以下の通りです。
時刻表1988年3月号
鉄道ダイヤ情報1988年9月号
1988年3月です。
・東京駅に発着するすべての定期客車列車及びこれに関係する回送列車、単行機関車列車を掲載しています。
・東京~品川間には上下合わせて4本の単行機関車列車が運転されていますが、その理由は皆様ご承知の通り1988年3月からいわゆる機関車の段落とし運用を行うようにしたためです。
・営業列車をけん引する機関車がその列車の回送列車もけん引するのが当たり前と思っていた私にとっては、段落としは画期的でした。
順を追って見てみます。
まず朝の到着ですが、
①6:00過ぎに品川から単機が東京に向かいます。
②6:30頃に先陣を切って「出雲2号」が到着すると、この客車を引き継いで品川へ向かいます。
③以降「あさかぜ2号」まで次から次へとやってくるブルトレを段落としで品川へ回送していきます。
④次の「あさかぜ4号」までは若干時間が空きますが、その間も「あさかぜ2号」のけん引機は東京駅で待機します。
⑤最後の「さくら」の回送列車が出発すると、残された「さくら」のけん引機は単機で品川に向かいます。
次に夕方の出発ですが、
⑥16:00前に品川から単機が東京に向かいます。
⑦16:15頃に「さくら」編成の回送列車が到着すると、この客車を引き継いで「さくら」として東京駅を出発します。
⑧以降「あさかぜ3号」までがけん引機の段落としで出発していきます。
⑨「あさかぜ3号」が出発すると「あさかぜ3号」の回送列車を引いてきた機関車は品川に戻り、段落としはここで終了となります。
⑩この後の「瀬戸」、「出雲3号」、「銀河」は従来通り東京駅で回送列車のけん引機が機回しを行って出発していきます。
この後段階的に東京口のブルトレは削減が続き、2009年3月に最後まで残っていた「富士・はやぶさ」が廃止されて全廃となりました。列車削減が続く中でいつの時点まで段落としの運用が行われて単機回送が行われていたのかはわかりません(汗)。
ひどい写真ですが、1973年2月の東京駅です。
・「みずほ」の回送列車が到着しました。15番線だと思います。
こちらの記事もご覧下さい。
東京配線図 1967/3
東京配線図
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