甲府空中写真
前回、甲府駅周辺の単機回送の記事を書きましたので、そのつながりで甲府駅の変化を国土地理院の空中写真で追いかけてみます。

・USA-R1228-2(1948年3月)を加工したものです。
・中央線の電化は甲府までで、甲府が電蒸の接続点だった頃です。
・中央下部が機関区です。一番下の大きい庫がおそらく電機庫で、その左上の少し小ぶりの庫が蒸機庫ではないかと思います。
・東京寄りの上り線側にあるのは客貨車区です。
・貨物扱所の上屋でしょうか、迷彩に見えるのが異様です。

・MCB6210X-C9-13(1962年5月)を加工したものです。
・ちょっと見ずらい写真ですが、変化はなさそうです。
・鉄ピク誌の動力車配置表によれば1961年4月時点で甲府機関区にはD51×9、C12×3、EF13×15、ED61×13、ED17×9、キハ55×4、キハ07×3が配置されていました。
・客車関係では1968年3月時点で甲府客貨車区に46両、甲府機関区に暖房車が26両配置されていました。

・CCB7516-C4-19(1975年10月)を加工したものです。
・1964年に上諏訪までの電化が完成し、この写真の画角外ですが1967年には名古屋寄りに電留線が設けられています。
・蒸機庫は撤去されたようです。
・東京寄りに大きな道路橋ができています。

・CB8010-C9-14(1980年5月)を加工したものです。
・ほとんど変わっていません。
・甲府客貨車区は組織としては残っているものの営業用客車の配置はなくなっています。

・CB865-C6-16(1986年5月)を加工したものです。
・1984年に貨物扱いが廃止され、貨物扱所は早くも駐車場と化しています。上り仕訳線にも貨車の姿はありません。
・機関区は車両の配置がなくなって運転区に名前が変わり、客貨車区は組織自体が廃止されました。
・同じころに橋上駅舎化も行われています。

・CB932X-C1-6(1993年10月)を加工したものです。
・上り仕訳線と機関区部分が更地にされてしまいました。
・身延線ホームが移設されています。

・CCB202314-C3-9(2023年10月)を加工したものです。
・貨物扱所から機関区までと、あれほど横幅のあった甲府駅ですが見事にダイエットした感じです。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
バックナンバーはこちらからどうぞ。
« 単行機関車列車 その11(南甲府・東花輪) | トップページ | 単行機関車列車 その12(東青森) »

甲府駅の変遷をまとめていただきありがとうございます。旅客列車用のホームはずっと2面3線で変化がありませんね。新宿側にも松本側にも始発終着列車がありますので、この設備で列車を捌くのはけっこうタイトな時間帯もあるのかもしれません。橋上化のタイミングあたりで改良できればよかったのかもしれません。
投稿: コスモス | 2025年3月 5日 (水) 19時40分
コスモスさん
甲府駅のホーム数については同感です。
なかなか厳しいような気がします。
投稿: f54560zg | 2025年3月 5日 (水) 21時14分