日豊本線配線図 その28(加治木~竜ヶ水)
日豊本線の配線図のご紹介の続きです。
第28回目は加治木駅、錦江駅、帖佐(ちょうさ)駅、姶良(あいら)駅、重富駅、竜ヶ水駅です。延々続いた日豊本線もこれが最終回です。
最近の様子です。
・加治木駅にはかつては中線(2番線)があったようです。Wikipediaを見ると下り本線が1番線、上り本線が3番線で、2番線は欠番になっています。
・錦江駅は1986年の開業です。
・帖佐駅はごく普通の副本線のある単線区間の駅の配線ですが、Wikipediaを見ると副本線は撤去予定のようです。
・姶良駅は1988年の開業です。
・重富駅にもかつては中線があったようですが、加治木駅とは違って撤去により3番線が2番線に改められたようです。
・今回ご紹介した各駅間の距離は、加治木~錦江間1.7km、錦江~帖佐間2.2km、帖佐~姶良間1.6km、姶良~重富間1.6kmなのですが、重富~竜ヶ水間はなんと7.0km、竜ヶ水~鹿児島間は6.9kmと、竜ヶ水駅の立地に違和感満載です。
Googleマップを地形図で見てみますとこんな感じです。
・山岳地帯というわけではないのですが、台地が海岸線にせり出した断崖の下のような狭い場所に竜ヶ水駅があるのがわかります。このため鹿児島駅の隣でありながら人口が少なく、駅間距離が長くなっているものと思われます。
・このような地形のため自然災害には弱く、1993年には甚大な被害を受けました。
・上の図の猫神社(仙厳園)と書かれたあたりに新駅(仙厳園(せんがんえん)駅)が計画されており、2025年に開業予定のようです。
配線図はキハ65さんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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f54560zgさん、こんばんは。ご無沙汰しております。今回も懐かしいところのご紹介ありがとうございました。
重富は子どもの頃帰省のたびに入り浸って、大変お世話になったところです。その昔は貨物線が海岸にあった工場まで伸びていたようで、中線に加え4番線もあり、そちらには操配用の12系がよく留置されていました。転てつ機は現場扱いで、鹿児島方は踏切保安係の方が扱っていました。
竜ヶ水-鹿児島間はかつて、以前話題にさせていただいた「自動閉そく区間に接続する、通票を持たない1閉そく区間」でした。拙ブログに拙い画像がありますのがご参考にはならないでしょうね(汗)・・
投稿: 3RT生 | 2024年12月 2日 (月) 00時09分
3RT生さん、お久しぶりです。
貴重な写真をご紹介いただきありがとうございます。
SLを撮りに行ったとおっしゃりつつもしっかり信号てこも撮ってらっしゃるところがスゴイです(笑)。
投稿: f54560zg | 2024年12月 4日 (水) 22時01分