室蘭本線配線図(東室蘭・鷲別)
室蘭本線の各駅の配線図のご紹介です。
今回は東室蘭駅、鷲別駅です。
最初は1958年6月です。(※1)
・このあたりにはいろいろな現業機関があるのですが、それらが直列に配置されています。左から貨車工場、旅客・貨物駅、貨車区、貨車操車場、そして図にはありませんが右側には機関区があります。
・大雑把に言えばすべて「東室蘭○○」なのですが、貨車工場は輪西、機関区には鷲別の名前が付けられており、昔は「輪西ってどこ?」「鷲別ってどこ?」といった感じでした。もっとも東室蘭駅自体、昔は輪西駅だったわけですが。
続いて1998年2月です。(※2)
・上りの主本線は6番線ですが、101LEが進行信号を現示する通り貨物列車は5番線を通過するようです。
・111R、114R、115Rには岩見沢方下り本線への進路があるのですが、下り本線から各番線に戻る入換信号機はありません。これについては後ほど。
・JR貨物の東室蘭駅及び鷲別機関区の配線図はありません(汗)。
最後に最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
・先の岩見沢方下り本線の引上げの件ですが、前面展望動画を見ますとそれらしい位置に灯器はあるのですが、どうも入換標識っぽいです。そうであれば、引上げは入信無誘導で、戻りは入標誘導で、ってことでしょうか。ちょっと解せません。
・操車場時代は抱き込み式でしたが、操車場の廃止後に上り線が移設されたようです。
・着発線が6線あり、そのうちの6番線が着発線荷役に対応しています。
・鷲別機関区は一時は五稜郭機関区のDLをすべて受け入れたのですが、その後五稜郭に戻す形で廃止されてしまいました。なかなかドラスティックです。
国土地理院の空中写真を見てみます。
・室蘭・長万部寄りの部分です。MHO743X-C7-5(1974年5月)を加工したものです。
・新日鉄がスゴイです。
・岩見沢寄りの部分です。MHO743X-C6-8(1974年5月)ほかを加工したものです。
・前述の通り、細長く、直列に並んでいます。
配線図は
※1印・・・NZさん
※2印・・・モクムールさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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