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2024年11月27日 (水)

日豊本線配線図 その27(国分・隼人)

日豊本線の配線図のご紹介の続きです。
第27回目は国分駅、隼人駅です。

 

最近の様子です。 
20200059
・国分駅には1987年まで大隅線が接続していました。但し開業は1972年ですので、接続していた期間はわずか15年ほどでした。
・1番線、2番線は上下どちらの列車も着発が可能です。3番線は鹿児島方に対してのみ着発が可能で、小倉方からの出入りはできません。鹿児島方に対する折り返し用と思われます。

20200060npht
・2番線がちょっと特殊です。日豊本線の上り本線ですので日豊本線小倉方からの進入ができないのは頷けるのですが、肥薩線八代方からは進入できるようになっています。しかも2番線からは鹿児島方には出発できません。肥薩線の折り返しに使うのでしょうか。

 

国土地理院の空中写真を見てみます。

Cku7416c7a56197501
・国分駅です。CKU7416-C7A-56(1975年1月)を加工したものです。
・左側から大きく弧を描いて上の方に向かって行くのが大隅線です。
・大隅線ののりばは1番線のホームの小倉方の先端に切り欠きホームの形で設けられていたようです。

Cku7416c7a54197501
・隼人駅です。CKU7416-C7A-54(1975年1月)を加工したものです。
・左側にまっすぐ進むのが肥薩線八代方で、カーブして左上に向かうのが日豊本線小倉方です、
・八代方は1903年、小倉方は1930年の開業です。八代方が直線的な線形なのはそのような歴史の関係でしょうか。

 

配線図はキハ65さんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
歴史的な背景から、本線側のほうが極端なカーブで別れていく例はほかにもありますね。
例えば、長崎本線諫早駅、日豊本線都城駅などがあります。

歴史的な背景さん、コメントありがとうございます。
本線がカーブしているような事例については都城の記事でも皆様からコメントをいただいきました。
http://senrohaisenzu.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-7255f7.html

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