単行機関車列車 その4(飯塚)
単機回送のお話の4回目です。
今回は直方駅~飯塚駅間で行われていた単機回送です。
参考資料は以下の通りです。
時刻表1988年3月号
'88貨物時刻表
鉄道ダイヤ情報1988年12月号
1988年3月です。
・直方駅~飯塚駅間の単行機関車列車及びこれに関係する列車のみを掲載しています。この時点では飯塚駅にやってくる貨物列車はありません。
・当時筑豊本線には上下合わせて20本ほどの客車列車が運転されていました。そのうち9本が飯塚駅始発終着となっており、直方駅~飯塚駅間で単機回送が行われていました。
・国鉄時代の直方には直方機関区が設けられており、1985年3月時点ではDD51が19両、DE10が22両配置されていました。翌1986年3月時点では車両の配置はなくなっており、民営化の際はJR貨物の機関区になっています。
・客車列車をけん引するもののDD51はJR貨物の門司機関区の所属ですので、直方での待機には違和感はありませんね。
その後2001年10月に折尾~吉塚間が電化されて客車列車は電車化され、単機回送も廃止されることとなりました。
こちらの記事もご覧下さい。
直方配線図
直方 2015/6/21 その1
直方 2015/6/21 その2
直方 2015/6/21 その3
直方 2015/6/21 その4
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