山陰本線配線図 その8(福知山)
山陰本線の各駅の配線図のご紹介の続きです。
今回は福知山駅です。
最初は1958年6月です。(※1)
・本線は貫通5線と行き止まり1線の計6線です。貫通の本線のうち2番線と5番線にはホームはありません。
・1968年3月時点では福知山機関区と福知山客貨車区が設けられていました。機関区にはD51をはじめとしたSLが31両、DD54をはじめとしたDLが10両、DCが84両、客貨車区には163両のPCが配置されていました。
次は以前ご紹介したものです。1979年頃です。
・京都、尼崎方から進入できるのは1、3~5番線、幡生方から進入できるのは1~4番線です。
・3LK、4LKが見当たりませんので気動車出発線はその名の通り出発専用でしょうか。
続いて最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
・高架化されて全く面影はありません。
・京都方からは1~4番線、尼崎方からは1~5番線に進入可能です。
・福知山方には1~5番線から進出できますが、京都方に進出できるのは1、2番線だけです。
・幡生方へは1~5番線から進出できます。宮福線へは1~4番線から進出できます。
・宮福線からの進入ルートはよくわかりません(汗)。
・福知山支所は現福知山電車区です。
国土地理院の空中写真を見てみます。
・USA-R524-2-40(1947年11月)を加工したものです。
・ホームは2面のようです。
・機関区には扇形庫らしきものが見当たりませんね。
・右下にカーブしていくのは北丹鉄道です。
・CKK758-C4-15(1975年11月)を加工したものです。
・ホームが3面になっています。
・機関区には扇形庫ができています。
・客貨車区には大量の客車が確認できます。
・KK861X-C12-8(1986年5月)を加工したものです。
・1986年11月の電化を控え、福知山運転支区(現福知山電車区)が建設中です。
・KK20052X-C2-8(2005年4月)を加工したものです。
・高架化工事の真っ最中で、機関区、客貨車区、貨車仕訳線などの側線はきれいになくなっています。
・CKK20212-C2-28(2021年6月)を加工したものです。
・高架化が完成し、駅周辺もきれいに整備されています。
こちらの記事もご覧下さい。
福知山 1979/8/23
配線図は
※1印・・・NZさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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福知山駅のホームで、パタパタの
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┃ ←③ 今度の発車は ┃
┃急行だいせん 0:39 大社行 ┃
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を撮ってありました。後に跨線橋への階段、左に乗車中の緑のボックス席の車両(おそらくナハ21)が写っていて、1975年の空中写真と1979年頃の配線図から、4番線の下り本線に停車中だったと判明しました。
大阪駅から3人で乗り込んだ際は、ボックス席を独占できるかと思いましたが、ほぼ満席になり発車直前に空いた一席に座る方が現れて、福知山で:降りたのを思い出しました。
その写真を今一度よく見ると、福知山では満席ではなく、福知山線内で降りた方が結構いたようです。三田あたり迄なら大阪からの仕事帰りに、も有りだったのではと思います。
投稿: moni5187 | 2024年10月15日 (火) 19時17分
moni5187さん
夜行列車がいっぱい運転されていた頃は最終列車として利用するサラリーマンの方もちらほらいたようですね。
投稿: f54560zg | 2024年10月20日 (日) 19時15分