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2024年3月 6日 (水)

秋田駅の空中写真

今回は秋田駅付近の変化を国土地理院の空中写真で見てみます。

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・MTO628-C22-8・C23-8(1962年9月)を加工したものです。
・扇形庫と三角線に目が行きます。三角線ではちょうどSLが転向中のように見えます。
・1960年に秋田操車場が開設されているのですが、本格稼働はまだなのでしょうか、構内には貨車がいっぱい見受けられます。

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・MTO674X-C5-5(1967年5月)を加工したものです。
・三角線は廃止されてしまいました。
・秋田操車場が本格稼働し始めたようで、貨車仕訳線だったところは客車の留置線に転用されています。
・1964年には秋田操で貨物営業が開始されていますので、貨物扱所の貨車も少なくなったように見えます。

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・CTO7523-C46-9(1975年9月)を加工したものです。
・扇形庫やその周辺の車庫群はほぼ解体されてしまいました。機関車関係の施設は秋田操駅付近に移転したものと思われます。
・1971年に秋田駅南方に秋田運転区が設けられて組織上は秋田客車区はこれに統合されているのですが、実態としては秋田駅構内が客車だらけの状況に変化はないようです。旧貨物扱所にさえも客車が止められているように見えます。

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・TO791-C12-8(1979年6月)を加工したものです。
・ホームが1面増設されました。
・ホームに用地を召し上げられた関係でしょうか、扇形庫やその他の車庫の跡地を利用して客留線が整備されています。

この当時、秋田運転区の客車は20系65両、14系座席車39両、12系6両、旧型車153両、郵荷車21両、事業用2両という陣容でした。20系や14系などは秋田運転区の本区にいたのかもしれませんが、旧型客車は秋田駅構内にあふれていました。19781005a01ouat

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いずれも1978年10月撮影です。

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・TO891X-C3-28(1989年9月)を加工したものです。
・貨物扱所の貨物上屋は撤去されたようです。
・客留線はさらに整備が進んだように見えます。
・駅東側への連絡通路が完成しています。

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・TO942-C7-22(1994年5月)を加工したものです。
・ものの見事に旧機関区付近と旧貨物扱所付近が更地化されました。

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・TO992-C3-8(1999年5月)を加工したものです。
・1997年に秋田新幹線が開業しました。また駅舎は橋上駅舎化されたようです。
・更地部分の再開発が進んでいます。

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・MTO20046X-C5-15(2004年5月)を加工したものです。
・せっかく整備した客留線が分断されたように見えます。

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・CTO20094-C12-9(2009年9月)を加工したものです。
・客留線部分は駐車場になってしまいました。

 

こちらの記事もご覧下さい。
 秋田配線図
 秋田 1978/10/1
 秋田 1978・2009
 2009秋田

 

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