井川さくら・八郎潟・鯉川・鹿渡配線図
奥羽本線の各駅の配線図のご紹介の続きです。
今回は井川さくら駅、八郎潟駅、鯉川駅、鹿渡(かど)駅です。
最初は1961年1月(※1)
・この時代、八郎潟駅は一日市(ひといち)駅という名前です。
・その一日市駅には秋田中央交通線が接続しています。
国土地理院の空中写真を見てみます。
・MTO631-C21-4(1963年5月)を加工したものです。
・秋田中央交通線ホームへは国鉄線の上りホームから構内踏切で渡っていく感じですね。
・写真左下付近の範囲では秋田中央交通線は道路と一体化しているように見えます。
・上下共用の待避線のある、ごく普通の単線区間の駅です。
続いて1977年3月(※2)
・1965年6月に一日市駅は八郎潟駅に改称されました。
・1969年7月に秋田中央交通線は廃止されました。
・1969年8月に羽後飯塚駅~八郎潟駅間が複線化されています。
・八郎潟駅には「建設局線」と書かれた線路が描かれていますが、国鉄線とはつながっていません。消し忘れでしょうか。
・1967年9月に鹿渡駅~森岳駅間が複線化されています。
・複線化により鹿渡駅は中線タイプの配線に変更されています。これに対し八郎潟駅は中線タイプにはなっていません。
最後に最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
・井川さくら駅は1995年12月の開業です。
配線図は
※1印・・・NZさん
※2印・・・KASAさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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