日豊本線配線図 その10(日代~上岡)
日豊本線の配線図のご紹介の続きです。
第10回目は 日代(ひしろ)駅、浅海井(あざむい)駅、狩生(かりう)駅、海崎(かいざき)駅、佐伯(さいき)駅、上岡駅です。
国土地理院の空中写真で海崎駅周辺を見てみます。
・CKU749-C22-50(1975年3月)を加工したものです。
・太平洋セメント(当時は日本セメント)の専用線のようです。
・佐伯駅は多くの貨物側線のある大きな駅です。ここからも専用線が分岐しています。
国土地理院の空中写真で佐伯駅周辺を見てみます。
・CKU749-C24A-55(1975年3月)を加工したものです。
・長い専用線です。元は軍事関連だったようですが、この時点では興人という会社らしいです。
・CKU749-C24A-54(1975年3月)を加工したものです。
・駅部分はこんな感じです。転車台が見えます。
続いて最近の様子です。(※2)
・この図ではわかりませんが、前面展望動画を見ますと日代駅はトンネルとトンネルに挟まれた狭い場所に設けられています。下りの場合、下り場内→トンネル→分岐→ホーム→中継→トンネル→中継→下り出発→分岐→上り場内といった感じです。場内信号機がトンネルの向こう、という駅はそれほど珍しくはありませんが、出発信号機がトンネルの向こう、というのは珍しい気がします。
・そのため駅構内は長く、下り場内~駅中心は460mくらい、駅中心~下り出発は390mくらい、駅中心~上り場内に至っては790mくらいあります。
・狩生駅には交換設備が新たに設けられています。線形的には下り線が直線ですが一線スルーではありません。
・海崎駅の副本線は廃止されました。
・佐伯駅は臼杵駅同様下本に上り列車の発着が可能になっています。
配線図は
※1印・・・3RT生さん
※2印・・・キハ65さん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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