奈良線配線図 その3(長池~上狛)
奈良線の配線図のご紹介です。
第3回目、最終回の今回は長池駅、山城青谷駅、山城多賀駅、玉水駅、棚倉駅、上狛(かみこま)駅です。
・Wikipediaによれば、山城多賀駅の一線スルーの交換設備は2001年3月に設置されたもののようです。京都~JR藤森間の複線化と同様ちょっとフライングです。
・玉水駅も一線スルーです。
続いて最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
・Wikipediaによれば棚倉駅は2018年10月に一線スルー化されたようです。
奈良線は、京都という大都市の駅に発着する路線であるにもかかわらず、ついこの間まで(あくまで個人の感覚です)単線非電化のローカル色強い路線でした(個人の感覚です)。それが1984年10月の電化を皮切りに複線化も進展し、近代的な路線に姿を変えたように思います。
京阪神地区では他にも山陰本線、福知山線が比較的最近まで前時代的な路線でしたが(個人の感覚です)、こちらの方もあれよあれよという間に近代化されました。
配線図は
※1印・・・T.Mさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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ブログ「鉄道資料箱」では、2023年1月17日から同年2月17日まで、木津駅と上狛駅の配線図を検討しています。
ご一読いただければ幸いです。
投稿: NZ | 2023年12月13日 (水) 22時57分
山城多賀駅も棒線駅時代は交換化なんて無理と思える構造でしたが、駅前を巻き込んで大改造して橋上駅舎の交換駅になりました。
棒線時代の画像は「山城多賀駅 1994」で検索すると個人のブログに上がっています。
玉水駅の2番線側のホーム上には、「国鉄電化9000KM達成記念碑」があります。他に水難記念碑と駅まで流されてきた6トンの岩も。
投稿: 北東航21 | 2023年12月14日 (木) 08時34分
奈良線は、梅小路蒸気機関車館への往復と京都駅にデビュー初日の117系新快速を撮りに行った帰りの他、非電化単線の国鉄時代に、ほんの数回乗ったきりになります。
最近になり、奈良線のSL写真を見ていますと。上狛駅~木津駅間の木津川にかかる木津川橋梁が、ごく普通のガーダー橋で、実際に列車内やR24から見える、かっこいいトラス橋とは異なる事に気づきました。
奈良線の無煙化は1971/10/1で、同橋梁は1972/7/1に架け替えられたそうで、そういう事だったのかと納得しました。その後も、D511等牽引のイベント列車は走ったようですが。
新旧の「木津川橋梁」の空中写真を比べますと、
晩年の旧橋 上流側に新橋が建設中で橋脚は出来ているようです。右下に幻の大仏鉄道跡と転用された道路が確認できます。
1971/05/16(昭46) 奈良 MKK711X-C4-7
https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1665049&isDetail=true
完成数年後の新橋 R163を越える陸橋は旧の方も残っているようです。木津駅のヤードには貨車がいっぱいいます。
1975/03/02(昭50) 奈良 CKK747-C25B-5
https://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=950437&isDetail=true
投稿: moni5187 | 2023年12月14日 (木) 18時41分
NZさん
拝見しております。皆様もご覧下さい。
北東航21
山城多賀駅、桜がスバラシイですね。
moni5187さん
情報ありがとうございます。橋梁の架け替えの様子がよくわかりますね。
投稿: f54560zg | 2023年12月17日 (日) 19時21分