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2023年12月30日 (土)

湖西線配線図 2021年頃

引き続き湖西線の各駅の配線図のご紹介です。今回は最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
全駅を一気にご紹介します。

 

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・西大津駅は2008年に大津京駅に改称されました。
・逆線走行は2004年に廃止された(Wikipedia)らしいのですが、シーサスは交差部のレールが部分的に切断・撤去されただけでほぼ原形を保っているという、なんとも不思議な状態です。架線もそのままのようです。信号機は跡形もありませんが。

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・叡山駅は1994年に比叡山坂本駅に改称されました。
・雄琴駅は2008年におごと温泉駅に改称されました。

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・堅田駅では通常下り線→3番線への進路がとられることはなくなりましたが、シーサスはそのままのようです。

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・和邇駅は大きく変わりました。山科方に対する折り返し設備が設けられています。Wikipediaによれば2019年3月のようです。
・ただこの折り返し設備、ちょっと変わっています。山科方に渡り線があるのですが、駅中心からは1.4kmくらい離れています。なんでこんなに遠いところに設けたのでしょう。
・下り出発信号機もちょっと遠く、駅中心
から500mくらいの位置にあります。おそらく既存の閉そく信号機を転用したためではないかと思われます。和邇駅を出発する下り列車の運転士さんが悪天候でも出発信号機の現示を確認できるのか、ちょっとアヤシイくらいの距離です。

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・近江舞子駅のシーサスもそのままのようです。

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・安曇川駅のシーサスは大津京駅同様交差部の通過はできませんが、全体としてはほぼ原形を保っています。

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・近江今津駅では上り線から3番線への渡り線が新たに設けられています。しかも誘導信号機付きの第2場内も。近江今津駅で増結車の連結・解放が行われるようになったことへの対応ではないかと推測します。

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・西大津駅や安曇川駅と違って、マキノ駅のシーサスはきれいに撤去されました。

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・永原駅のシーサスはそのままです。

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・近江塩津駅はあちこち変わっています。
・まず、逆線走行の廃止に伴い湖西上り線→0番線への進路がなくなっています。
・近江塩津駅に停車する湖西線下りから敦賀方への直通列車が増えたせいでしょうか、湖西線下り→3番線への進路が新たに設けられています。0番線にもホームが設けられたのですが、異常時のみにしか使用されないようです。3番線発着とすることで乗り換えの便を図っているのかもしれません。
・米原方からの近江塩津折り返し列車の増加に対応するためでしょうか、3番線→折返し線→4番線の入換ルートが設けられています。

 

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コメント

初めてコメントさせていただきます。
和邇駅渡り線の位置について、前面展望動画を見ると駅前後がスラブ軌道ですのでその部分を避けたと想定します。とは言え、スラブ軌道との境界付近に渡り線が設置されているわけでも無いので謎は残りますね。

へいさん
なるほど、スラブ軌道が関係しているのかもしれませんね。スラブ軌道を避け、曲線区間を避けた結果があの位置だったのかも。近江塩津の米原寄りに渡り線を追加したときのように、無理やり曲線区間に分岐器を追加するのはしたくなかったのではないかと思います。

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