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2023年4月 9日 (日)

函館本線配線図 (岩見沢)

今回は函館本線の岩見沢駅の配線図のご紹介です。

 

最初は1958年6月。(※1)

08195806hdim2 
・とてつもなく大きい駅です。大まかには旅客駅の部分と貨車操車場の部分に分かれます。
・函館本線を軸に室蘭本線と幌内線が接続しています。万字線は隣の志文駅から分岐していますが、運転上の起点は岩見沢駅です。
・志文駅付近~上幌向駅付近の室蘭本線の別線はWikipediaによれば1961年の開通だそうです。この別線開通後の配線図が「鉄道による貨物輸送の変遷」及び鉄道ピクトリアル1995年8月号に掲載されています(鉄ピク誌の方は簡略化されていますが)。

 

続いては最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです。
17hdim
・若干アヤシイところがあります(汗)。
・貨車操車場は廃止されて旅客駅部分だけになりました。
・室蘭本線は1961年開通の別線が
本線となり、元々の本線は廃止されています。この別線と元々の本線の存亡はよくわかりませんが、Wikipediaを見る限りではまず別線が休止となり、その後別線を再整備して本線を入れ替えたようです。

 

国土地理院の空中写真写真で昔の岩見沢駅を見てみます。
Ho749yc4b13197408hdim
・HO749Y-C4B-13(1974年8月)を加工したものです。
・岩見沢駅の旅客駅部分は右上です。左下が室蘭本線の志文駅です。

Cho763c19b17197609hdim
・CHO763-C19B-17(1976年9月)を加工したものです。旅客駅部分です。
・やたら車庫がいっぱいあります。
①本屋の左側
②ホームの上側
③④転車台を挟んで向き合う2つ
⑤転車台の上側
⑥さらにその上
と、ざっと見ても6つはあります。
①は岩見沢客貨車区の客車職場ではないかと思います。但し客車の留置スペースがほとんどなく、写真を見ると旭川寄りの側線に客車が留置されているようです。
②、③、④は岩見沢第一機関区と思われます。
⑤は架線が張られているようですので電車か電気の収容線かもしれません。
⑥は貨車があふれていますので客貨車区の貨車職場ではないかと想像します。

Cho763c20b78197609hdim
・CHO763-C20B-7及び8(1976年9月)を加工したものです。
・左端が岩見沢第二機関区です。

 

配線図は
※1印・・・NZさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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