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2023年2月22日 (水)

小淵沢での折り返し

大月 2013/7/6 その2の記事で、ゆかわあきらさんとMc43810さんから小淵沢駅での下り列車→上り列車の折り返しに関するコメントをいただきました。今まであまり気にしたことはなかったのですが、改めて考えてみると小淵沢駅の「苦しい」配線のなかでいくつかのパターンを用意してやりくりしているように思えましたので、時刻表を見てそのやりくりを推測してみました・・・、あくまで推測です(汗)。

 

最初に配線図です。
Kb202000a
・これは以前ご紹介したものに、最近の前面展望動画を拝見してリメイクしたものです。3番線⇔小海線のルートは使用停止となっているようです。
・入換信号機は名古屋方にのみ配置されています。東京方にはありません(入換標識はあります)。
下り列車→上り列車の折返しの手順にはいくつかのパターンが考えられますが、最も手間がかからないのは
①2番線での折り返し。
ですね。
但し、折り返しの停車中に2番線を上り列車が通る場合はそうはいきませんので、
②1番線に到着してそのまま待機し、支障するものがなくなったら下り本線名古屋方に引き上げ、折り返して2番線から出発。
ということになろうかと思います。
さらにこの間に1番線にも下り列車がやって来る場合には、
③1番線に到着後下り本線名古屋方に引き上げ、折り返して電留線(? 1番線の隣)で待避。その後電留線から下り本線名古屋方に引き上げ、折り返して2番線から出発(3番線や6番線での待避もないとは言えませんが、とりあえずここでは考えないこととします(汗))。
ということになるように思います。
さらに言うならば、
④富士見まで回送
ということもあるかもしれませんが、これもここでは考えないことにします(汗))。

 

小渕沢駅で折り返す下り→上りの定期ローカル列車は夜間滞泊(と思われるもの)を除くと全部で9本あります。そのそれぞれについて、他の列車との競合具合を見て①~③のいずれかの手順で作業が行われるものと勝手に推測することとしました。

まず1本目です。
Kb11012
・青色で表示されているのが下り→上りの折り返し列車です。以下同様です。
・523M~540Mは到着から出発まで15分ありますが、この間上り列車は来ませんので2番線で悠々と折り返しができそうに思います。①のパターンです。

次に2本目と3本目です。
Kb21315a
・531Mの2番線到着は438Mと競合しますので1番線到着と思われます。おそらくこれの折り返しは1時間40分後の546Mで、当然その間1番線も2番線も列車が通りますので電留線での待避と推測します。③のパターンです。
・337M~544Mの折り返しは競合する列車がありませんので2番線での折り返しと推測します。①のパターンです。
・紫色は名古屋方での折り返し列車です。こちらは5番線着発となりますのであまり他列車との競合を気にする必要はありませんね。

次に4本目です。
Kb31517
・339M~552Mの折り返し時間は1時間20分以上ありますので、2本目の531M~546Mと同様③のパターンと思われます。

次に5、6、7本目です。
Kb41719a
・347Mは46Mと競合するため2番線には到着できず、1番線到着となります。折り返しとなる554Mの発車までは15分しかなく、またこの間は上り列車も下り列車も来ませんので、下り本線に引き上げ後は電留線には入らずにそのまま2番線へ。②のパターンです。
・その次の537Mはちょっと微妙です。到着が554Mの出発のわずか4分後ですので。しかし342Mとしての折り返しまでは10分しかありませんし、1547Mもありますので下本引上げは無理そうです。①のパターンです。
・539M~348Mは競合する列車がありませんので①のパターンと推測します。

次に8本目です。
Kb51921
・541Mから560Mへの折り返しまで40分あり、その間下りも上りも列車が来ますので電留線での待避と推測します。③のパターンです。

最後に9本目です。
Kb62123a
・363Mから356Mへの折り返しまで上り列車はやって来ませんので2番線折り返しと推測します。①のパターンです。
・この後365Mも含めて3本の下り終着列車が到着します。いずれも翌朝の始発列車に充当されるものと推測しますが、夜間滞泊については割愛します。

 

以上、あれこれと勝手な推測ではありますが、小淵沢駅での列車折り返しの知恵と工夫が垣間見れた気がします(汗)。遅延が発生した時は大変でしょうね。
それと、今さらで何ですが、貨物列車を忘れてました。非営業列車もあるかもしれません(汗汗)。実際のところをご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせください。

 

こちらの記事もご覧下さい。
 中央東線配線図(1971年3月) その7(甲府~小淵沢)
 小淵沢 1988/8/2 動画
 小淵沢 2002/8/16
 小淵沢 2002/8/16 その2

 

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コメント

中央東線は特急列車の多さと貨物列車の運転もあり、加えて上諏訪付近の単線区間がネックとなって、小淵沢駅の折り返しは、想像を絶する苦労があると思います。
5番線に下り線からの進入と上り線への進出のルートを構成できれば、飛躍的に道が開けそうですが、この10年全くその気配はありません。
小海線と新宿方面の直通があった頃は、どういう運転をしていたのか気になります。

すいません、名前が抜けていました。
上記の書き込みは私です。

その昔、甲府~長野の甲斐駒という急行がありましたね。この当時は甲府方~5番線(小海本線)~小海線という進路が可能だったようです。

以前アップしていただいた1971年の配線図で、おそらく電化を示すであろう太線は、小海本線(5番線)のホーム東端までになっているので、電化の際に下り本線から5番線への進入設備を撤去したのでしょうが、もったいないですね。

大月も甲府も茅野も上諏訪も中央線関係は2面3線しかなく、5番線が使える小淵沢はマシな方なのかもしれません。

北東航21さん
おっしゃる通り下り本線から5番線への進路の撤去はもったいなかったですね。

忘れたころに解説ありがとうございます(笑。
支社間境界駅なのもあっていろいろあるんでしょうな。

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