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2022年7月31日 (日)

鹿児島本線配線図 その12(博多)

鹿児島本線の配線図のご紹介、今回は博多駅です。

こちらの記事もご覧下さい。
 2001博多

 

最初は2001年4月。これは以前ご紹介したものです。
200104plsa

 

続いて最近の様子です。(※1)
20plsa
・九州新幹線への対応が大きな要因だと思うのですが、結構変化しています。
・主本線だったホームのない旧3番線がなくなり、旧4番線以降の線路名が1つずつ繰り上がっています。新主本線は2番線です。旧3番線のスペースは1・2番線ホームの拡幅に使用されたのでしょうか。
・同じくホームのない5番線(旧6番線)は残りましたが行き止まりとなっています。
・旧11番線が廃止され、旧10番線(新9番線)は行き止まりとなりました。
・鹿児島方の配線はそれほど大きくは変わっていませんが、門司港方はずいぶん変化しています。
・すべての線路に対して、ホーム直前に第2(第3?)場内信号機が設けられています。少しでも進入速度を上げるためでしょうか。

 

未公開写真をいくつかご紹介します。いずれも2001年4月15日撮影です。

20010415b1plsa
・門司港方です。1・2番線です。

20010415b11plsa
・5~7番線です。

20010415b3plsa
・鹿児島方です。1・2番線です。

20010415b14plsa
・5~7番線です。

20010415b15plsa
・8・9番線です。

20010415b20plsa
・9・10番線です。

20010415f1plsa
・上り場内信号機です。

 

配線図は
※1印・・・キハ65さん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

高架化が完成した1965(?)年の構想は次のとおりでした。

    構想     当面の使用    現在
 筑肥ホーム      筑肥        1・2
 上り列車ホーム   上り         3・4
 上り電車ホーム   折り返し等     6・7
 下り電車ホーム   下り         8・9
 下り列車ホーム   笹栗勝田     新幹線へ
 篠栗勝田ホーム   未設置      新幹線へ

 鹿児島本線に4本のホームとは大阪駅を見本にしたことが読み取れます。列車ホームは巾12m、電車は10m、筑肥は9mと差がついていました。
 通過貨物のためにホームのない通過貨物線が上下とも設置されています。
 現在上り本線となった筑肥ホームが拡張されたのはもっともなことです。篠栗勝田ホームは所要の長さだけの建設でした。
 以前に投稿した門司港~折尾のゲタ電運転の企画もこの頃です。北九州の熱気が伝わってきます。
 ホーム始端の第2場内は<出発の余裕距離または安側を省略するために、YYを現示する目的での設置例があります。

上記はC6217です

>第2場内
第1場内を注意、第2場内を警戒信号にして、第1場内~第2場内間を45km/hで走らせるためだと思います。

管理人様 こんばんは。
>第2場内
第2場内を設ける事で、後続の列車への第1場内の進行可能な現示を早く出来るようになるのではないでしょうか?

最初が言葉足らずでごめんなさい。3名とも同じことを述べています。
1.出発の前方に過走余裕距離を確保できないときは、場内に警戒信号を現示することになり、延々と25km/hの制限を受けます。時間の無駄です。
2.ホーム始端付近に第2場内を設ければ、第2場内に警戒を現示すればよく、第1場内(本来の場内)は注意(制限55・45)、または減速(制限75・65)を現示できます。
3.もうひとつ、単に列車間隔を詰めるための信号機増設でしたら、特に説明は不要ですね。警戒現示になるかどうかは状況によって決まります。電車区間のほとんどはこの目的であり、ホーム中央部に第3場内?を設けた実例が数多く見られます。

 エラそうな説明ですみません。


C6217さん
わかりやすい説明、ありがとうございます。

うーん、旧3番線は現在の2番線(上本)になったと考える方が良いように思います。筑肥線用であった第一乗降場(1・2番ホーム)は当時の需要上ホーム幅が狭く、鹿上に転用するには幅員不足でした。
切替当夜は時間的制約があり、仮設材でホーム幅を広げて対応し、その後少しずつ本設構造に造り替えました。

筑肥線が発着していた当時、1番線から鹿上り進出はできない配線で第二種車止でプツンと切れてました。日に何本か鹿上りの普通列車が使っていたと思います。現在は上り特急が常時使用する本線扱いになっています。

>旧3番線は現在の2番線
ハイ、そう思っています。2番線を旧3番線の位置に移動させて、つまり旧3番線のスペースが1・2番ホームの拡幅に使用されたのではないかと。
>筑肥線
この頃の博多駅を見てみたかったです。筑肥線と小運転線との関係も。

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