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2022年5月22日 (日)

鹿児島本線配線図 その10(香椎~千早操)

ほぼ現時点での鹿児島本線の配線図のご紹介、今回は香椎駅から千早操車場までです。

こちらの記事もご覧下さい。
 2001香椎
 2001香椎操車場

 

(※1)
01202000iisk
・上り本線にホームがないところが変わっています。Wikipediaによればかつての筑前新宮駅もこんな感じだったようです。
・鹿児島本線と香椎線の直通に配慮がされた配線・信号設備ですが、現在では西戸崎から博多に直通する列車が下り1本のみ設定されているだけです。

 

02202200aahc
・千早操は千早駅から300mしか離れていませんが、独立した停車場のようです。

 

国土地理院の空中写真で千早駅付近の変化を見てみます。
Iiskusawider5427194901a
・上から
 USAwide-R542-7(1949年1月撮影)
 CKU747-C31A-5(1975年3月撮影)
 CKU20011X-C3-13(2001年5月撮影)
 CKU20073-C26-19(2007年7月撮影)
をそれぞれ加工したものです。左側が門司港方です。
・1949年時点では鹿児島本線はほぼ現在のルートを通っています。
・1975時点では上り本線が写真下方に移設され、仕訳線や機関区、貨車区を抱き込む形になっています。転車台も見えます。
・2001年時点では下り線が上り線に近い位置に移設され、操車場は大幅にスリム化されています。高架橋の工事も進んでいます。
・2007年時点では上下線とも再度写真上方に移設・高架化されています。結局昔の位置に戻った感じですね。

 

続いて1958年6月の香椎駅です。(※2)
03195806
・1949年の空中写真の頃です。
・この頃の香椎駅の上り本線はホームに面していますね。
・「香椎操車場」という停車場は正式には存在せず、あくまで香椎駅の一部だったようですが、小運転線 その4でKASAさんからいただいたコメントの通り実務上は独立した停車場として扱われていたようです。

 

これは以前ご紹介したものです。2001年4月です。
04200104

05200104
・2001年の空中写真の頃です。操車場部分は機関区も貨車区もなくなって、ほぼ着発線だけになっています。

 

香椎駅の未公開写真を少しだけ。2001年4月15日撮影です。

20010415c11
・門司港方からです。

20010415c5
・4番線の鹿児島方です。

 

配線図は
※1印・・・キハ65さん
※2印・・・NZさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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