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2022年5月29日 (日)

浜川崎駅の進入・進出ルート その2

前回の続きです。

 

今回は、信号機の進路を判断するのに有効な手段である、信号機に添付された表示がどのようになっているのかを見てみます。撮影は2009年12月ですので、これも1986年の配線図と同レベルで扱うのはかなり乱暴ですが。

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01_3r1
まず、昭和駅付近から浜川崎駅に近づいていきます。
こちらを向いているのが扇町方からの貨物線の第1場内信号機3Rです。表示は「貨」です。
3Rと背中合わせなのは扇町駅所属の貨物線場内信号機で、左の昭和駅のホーム先端で背中を見せているのは扇町駅所属の電車線第2場内信号機です。

 

02_4l2
扇町方への貨物線第2出発信号機4Lです。表示はやはり「貨」です。
遠くに見えるのは扇町駅所属の電車線第1場内信号機で、同じく扇町駅所属の電車線第2出発信号機が背中合わせになっています。

 

03_5r6r
扇町方からの場内信号機です。3つ並んでいますが、左は電車線第1場内信号機5R、中央と右は貨物線の第2場内信号機6Rです。
5Rの表示は「電一場」ですが、6Rはそっけなく「貨」とだけ表示されています。

 

04_14l16la
扇町方への貨物線第1出発信号機16L~14Lです。表示は「16出」、「15出」、「(多分)14出」です。

 

05_17l2
扇町方への電車線第2出発信号機17Lです。表示は「二出」です。

 

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扇町方からの電車線第2場内信号機119Rです。表示は「二場」です。

 

07_115r117r
ブレブレで申し訳ありません。17番線~15番線の出発信号機117R~115Rです。表示は丁寧に「17-尻」「17-浅」などとなっています。

 

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扇町方への電車線第1出発信号機118Lです。表示は「一出」です。

 

09_102r
安善方への電車線出発信号機102Rです。表示は「出発」です。

 

10_101l
安善方からの場内信号機101Lです。表示は「電場」「貨場」「貨場」です。2つとも「貨場」ですか・・・。

 

21_206l207l
こんどは川崎新町方からの場内信号機206L、207Lです。表示は「(多分)本二場」「2・10・11・15・16・17場」「電二場」です。
配線図からはみ出てしまっているのですが、実際には川崎新町寄りに第1場内信号機210Lがありますので、これらは第2場内信号機になります。

 

22_208l209l
折返線の信号機208L、209Lです。表示は「二出」「15・16・17場」で、2番線・4番線への進路(209LW・209LU)はなくなっているようです。

 

23_120r
南武線電車2番線の出発信号機120Rです。表示は「出」です。
この南武線2番線の線路名称はKASAさんの資料によれば「南1(多分南武1番線)」らしいです。

 

以上、大変長々と書いてきましたが、これをまとめると以下の通りです。

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2iwaa
赤字が追記した部分です。○で囲ったアルファベットは着点(選別押ボタン)の記号で、文字は信号機に添えられた表示です。

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最後に補足です。
・図の107R、108Rの右側に「113R」という信号機らしき記号が描かれています。これが何であるのかは不明です。
・KASAさんの資料からは以下の列車が見つかります。
  浜川崎発塩浜操行き 269列車  浜川崎駅①番線
  浜川崎発塩浜操行き 単273列車 浜川崎駅⑨番線
 1970年当時は1番線から折返線及び9番線から折返線への進路があったのか、それとも誤記なのか・・・、よくわかりません。

 

1986年の配線図と1970年の時刻表と2009年の写真を同じ土俵に並べるのは「何だかなぁ」ですが、ご容赦ください。

 

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
浜川崎駅の着発線はKASAさんの資料を参考にしています。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

以前、ネットオークションでCDR版が売られていて、現時点でも紙コピー版が販売されている南武線の昭和61年頃(稲城長沼の専用線が残っている時代)の線路図の浜川崎駅構内をみますと、

113Rの進路は、

113R
SC 10、11、12番線→浅野方  第二出発
SI  8、9、10番線→川崎新町方 第二出発

と記載されていました。

JR東日本の公式前面展望動画をみますと、

https://www.youtube.com/watch?v=BzCCfrdR2pg

現在はみあたりませんね。

KASAさん、情報ありがとうございます。
113Rは第2出発! 驚異です。
第1出発~第2出発間は70mくらいしかないように見えます。
何のためでしょうか? 第2出発まで進めたい理由があるのでしょうね。有効長の関係とかがあるのでしょうか。

113Rの存在はそれに対する第一出発の建植スペース不足と聞いたことがあります。
6.13番線が廃止撤去されたのは線間があまりにも狭かったためです。
しかし後年の進路数の効率化と113Rに対するATS直下地上子の距離が取れないために、107〜110RをSI着点、110〜112RをSC着点に固定したことで問題解決を図ったということです。

中の人さん、ありがとうございます。
少なくともご紹介した図の時代(1986年)では、図に描かれている113Rは既に撤去されていたということですね。

中の人様、ご教示ありがとうございます。

6、13番線が昭和52年の図面でも点線であることを不思議に思っていたのですが、その理由もわかり感謝申し上げます。

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