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2022年3月17日 (木)

鹿児島本線配線図 その6(八幡・黒崎)

ほぼ現時点での鹿児島本線の配線図のご紹介、今回は八幡駅と黒崎駅です。

 

(※1)
07ggkkkr
・以前は筑豊線方面からの八幡折り返し列車が設定されており、その名残でしょうか八幡駅には折り返し設備が設けられています。
・八幡駅の西方にはかつて西八幡駅という貨物駅があり、現在は黒崎駅の構内としてレールの発送基地になっています。このレール発送基地の配線がよくわからないのですが、Googleマップで確認できる範囲では、側線は上り線にしかつながっていないようです。従って発送車の場合は上り線の1km程度を構内運転で逆走することになるのではないかと思うのですが。
・黒崎駅の門司港方の貨物上り→旅客上りの渡り線は、かつては可動K字てっさでしたが今は普通の渡り線×2になっています。

 

1978年3月時点ではこんな感じでした。(※2)
197805ggkkkr
・八幡駅界隈の歴史は以下のようです(停車場変遷大事典及びWikipediaによります)。
 1902年12月 八幡駅開業
 1927年9月 西八幡駅開業
 1951年3月 西八幡駅で旅客乗降取り扱い開始
 1954年10月 八幡駅貨物営業廃止
 1955年10月 西八幡駅での旅客乗降取り扱い廃止。
 1961年10月 八幡~黒崎複々線化
 1966年10月 上戸畑(信)~八幡複々線化
 1974年10月 西八幡駅で荷物営業開始
 1978年6月 西八幡駅での荷物営業廃止
 1986年10月 西八幡駅廃止(黒崎の構内化)
 1986年11月 八幡駅での荷物営業廃止
・1974年から1978年までのわずか4年間ですが、西八幡駅では荷物営業が行われています。どのような形態で荷物営業が行われていたのでしょうか。荷物列車が発着した(すなわち荷物列車が貨物線を走行した)というのもちょっと考えずらい気がします。荷貨一元化により書類上は小口貨物が荷物に移管されたものの、実態としては従来通り貨車による小口貨物輸送が継続されていたということでしょうか。

 

例によって国土地理院の空中写真で西八幡駅と八幡駅の様子を見てみます。
1968052005041ggkkkr
・上は国土地理院空中写真MKU681-C6-13(1968年5月撮影)、下はCKU2005X1-C7-21(2005年4月撮影)をそれぞれ加工したものです。
・2005年では当然ながら旧西八幡駅の側線がかなり整理されています。旅客線と貨物線の間にあるのは斎場です。

 

未公開写真を少しだけ。すべて黒崎駅です。2001年4月8日及び5月12日の撮影です。

20010408c1ggkkkr
・1・2番線の門司港方です。

20010408c10ggkkkr
・鹿児島方からです。

20010512c3ggkkkr
・鹿児島方です。

20010512c4ggkkkr
・上り第2場内信号機(?)です。

20010512c7ggkkkr
・上り第1場内信号機(?)です。

 

こちらの記事もご覧下さい。 
 2001黒崎

 

配線図は
※1印・・・キハ65さん
※2印・・・NZさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

> 黒崎駅の門司港方の貨物上り→旅客上りの渡り線は、かつては可動K字てっさでしたが今は普通の渡り線×2になっています。

ここの渡り線は、1978年時点では普通の渡り線×2だったものが、2001年時点では貨物下りをクロスするように変えられていて、現在はまた普通の渡り線×2に戻っているのですね。

旅の途中のとおりすがりさん
>1978年時点では普通の渡り線×2
1978年の図はちょっとアヤシイ可能性があるかと思います。図面にはしばしば誤記がありますので(もちろん正しい可能性もありますが(汗))。

旅の途中のとおりすがり様のコメントのとおり、12番の可動K字ダイヤモンドクロッシングでした。その前後の片開きが16番で、当時の上り進出速度は60km/h。現在は16番片開き×2組に置き換えられており、制限速度は変わっていませんが、直線(DC)がSカーブになったため、乗り心地はやや低下というところだと思います。

キハ65さん
スリップスイッチが嫌われるという話はよく聞きますが、可動ダイヤモンドクロスも嫌われがちなのでしょうか。

8番以上が可動クロッシングとなりますが、構造上トング(可動)レールの長さが短く先端の斜切り角度も大きいので、基本(へ形)レールとの密着調整がしにくいと聞いた事があります。
向かい合わせのトングレールそれぞれに転轍機構が連続してバラストの突き固めが難しいのも事実で、コストは増しても片開き2組に置き換えられる理由だと思います。

可動クロスは個人的にはちょっとドキドキする設備なので、減ってしまうと寂しいです。

管理人様
同感です。可動クロッシングのDCやDSS、SSSなどは見ていてゾクゾクします。 JR九州管内にはDSSはなくSSSも博多に残る1組だけの様です。
先日、博多駅ビル増築の発表があり、工事の影響でこのSSSがなくなるのではないかと心配しているところです。

広いJR九州管内で、残るSSSはわずかに1つだけなのですか。ある意味、「進んでいる」ことになるのかもしれませんが、複雑です。

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