新庄配線図
今回は新庄駅の配線図のご紹介です。
こちらの記事もご覧下さい。
新庄 1978/10/5
新庄機関区 1978/10/5
1958年6月(※1)
・新庄駅はいわば四差路のような駅で、交通の要衝です。
・機関区と客貨車区が設けられ、仕訳線もいっぱいあります。
・本線は上下本線に陸東本線、行き止まりの陸西本線、それに貨物用の裏1、2番線です。
・福島方に「旧陸東」の文字があります。戦時中に撤去された線路のようです。
1961年1月(※1)
・陸羽東線が復活しましたが、その他はほとんど変化がありません。
1978年10月
・これは以前ご紹介したものです。
・やはりほとんど変化はありません。
1989年3月(※2)
・側線が一部撤去されましたが、本線関係は変化ありません。結局、この約30年間、本線関係は同じ状態が続いたことになります。
前面展望動画や空中写真からほぼ現時点の配線図を作成すると以下のようです。
・新幹線の開業で大きく変化しています。
・かつての山形駅のように、隣り合うホームが通路で結ばれて狭軌と標準軌が向かい合う形になっています。
・秋田方の奥羽本線と陸羽西線は構内で単線状態になっています。和歌山駅の和歌山市方の紀勢本線と和歌山線の関係に似ています。
・機関庫はまだ残っているようですが、使用されているのでしょうか。
未公開写真を少しだけ。
いずれも1978年10月5日撮影です。
配線図は
※1印・・・NZさん
※2印・・・KASAさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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陸羽西線が、国道の改良工事のために2年間運休するそうです。
工事をするトンネルと、陸羽西線のトンネルとが近接していて、工事中の列車の安全が確保できないためだそうです。
2年間も運休するなら、その間にいっそのこと陸羽西線を改軌して山形新幹線を庄内地方まで延伸すれば、などと考えてしまいます。が、余目まではいいとして、終点を酒田にするか、鶴岡にするかでもめそうです。両者ともに、ウチが庄内地方の中心と考えていますから。
県庁の支庁は、酒田でも鶴岡でもない、間の町に置かれているくらいです。
時刻表で陸羽西線を見ると、かつての、急行が何本も走っていた面影もなく、普通列車が9本走るだけになっています。庄内と県都山形を結ぶにも、奥羽本線に直通できないとなれば、直行するバスに勝てる道理もありません。
運休中は代行バスが運行されますが、バスで十分じゃないか…が、危惧されるところです。
投稿: NZ | 2022年2月24日 (木) 19時22分
NZさん
最初、「2年間」は「2日間」の誤りかと思ったくらい驚きです。しかも全線で。
2年間もの運休を実施しても大きな支障がないと見られていることは残念で仕方ありません。
投稿: f54560zg | 2022年2月27日 (日) 22時09分