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2022年2月13日 (日)

及位・院内配線図

今回は及位(のぞき)・院内駅の配線図のご紹介です。

及位~院内駅間には山形・秋田県境があり、雄勝峠があります。当然急こう配区間であり、その昔は補機の連結も行われたようです。

 

1961年1月(※1)
196101ptls
・及位駅には下1があって本線であるかのような矢印が描かれていますが、信号機を見る限りでは側線にしか見えません。
・院内駅には転車台があります。秋田方に対しての院内折り返し列車のためや補機の折り返し用でしょうか。
・転車台につながる機関車折返線は、先端が本線から離れたちょっと変わった形態です。

 

1979年12月(※2)
197912ptls
・及位~院内間は1968年9月に複線化されています。山形~秋田間では山形~北山形に次いで2番目の複線化です。列車本数の少ないこの区間で「何でここ?」と思ってしまいます。駅間が長いのと、勾配区間なので信号場設置が難しかったのでしょうか。
・そして1975年10月に電化されました。

 

1989年3月(※2) (2024/1/3追加)
19890336ounk

 

最近の前面展望動画やGoogle マップをもとに私が作成したものです (2024/1/3追加)
20200014ounkin

 

Usar142587_194805fftk
・院内駅付近の空中写真です。国土地理院空中写真USA-R1425-87(1948年5月)を加工しています。
・機関車折返線の先端が本線から離れているのは河川の関係っぽいですね。

 

配線図は
※1印・・・NZさん
※2印・・・KASAさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

こんにちは。いつも楽しく拝見しています。昭和60年前後は、秋田発の午後の奥羽線上り普通客車列車の多くは院内行きでした。多分、蒸気機関車時代から引き継がれた運用でしょう。また、県境越えの旅客は少なかったのでしょうか。同様に羽越線は鼠ヶ関行きが多かったです。

院内駅はSL列車が折り返す拠点駅だったことを偲ばせる構内配線ですね。TTが引込線の途中にあるようになっているのも興味深いところ。かつて院内銀山で賑わった名残が感じられます。20数年前の冬に新庄から普通電車に乗ってこの駅に降り立った時は、豪雪地帯なのでホームには2メートル位の雪の壁が立ちはだかっていました。院内銀山跡に行けるはずもなく駅舎を兼ねた院内銀山異人館を見学していました。

院内駅は通過しただけで立ち寄ることはありませんでした。折り返し列車に乗ってみたかったです。

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