佐世保線配線図 その2(三間坂~三河内)
佐世保線の配線図のご紹介の2回目です。
今回は三間坂駅から三河内駅までです。
最初は1976年3月です。(※1)
・三間坂(みまさか)駅にはホームのない中線があります。
・下り列車は三間坂駅の1~3番線のすべてで発着可能です。上り列車は2・3番線で発着可能です。
・上有田駅は1番線が下本、2番線が上本ですが、上下列車とも1番線・2番線のどちらにも発着できます。
・上有田駅2番線の佐世保方の安側が?です。
・有田駅は松浦線の分岐駅であり、かつコンテナも扱う貨物基地です。
・転車台があっても不思議ではないのですが、昔の空中写真を見てもそれらしいものは見つけられませんでした。
続いてほぼ現時点です。(※2)
・佐世保線の貨物営業は1985年に早岐~佐世保間が、1987年に有田~早岐間が、そして1996年には肥前山口~有田間がそれぞれ廃止されてしまいました。
・また松浦線は1988年に松浦鉄道に移管されています。ただ、JR線と松浦鉄道線間を行き来する進路は残されているようです。
・西有田信号場は1979年の開設です。一線スルーではありません。
配線図は
※1印・・・NZさん
※2印・・・キハ65さん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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有田駅は貨物列車が来なくなって旧2番線が無くなり、ほとんど単純な配線に。上下本線の列車がシーサスを通って出てゆく構成が好きでした。
三間坂の中線が廃止されないのは、長崎から大村線を通ってくる「有田陶器市号」の留置に使う目的でしょうか?
投稿: キハ65 | 2022年1月 4日 (火) 18時13分
キハ65さん
貨物列車が来なくなった有田駅、寂しいですね。
投稿: f54560zg | 2022年1月 5日 (水) 11時27分
有田駅ですが、不思議なことに駅右側のコンテナターミナルはそのまま残っており、今でも稼働しているようです。
コキ貨物が来ない今、どう活用されているのか、よく判りません😵💫
投稿: キハ65 | 2022年1月 6日 (木) 06時59分
有田駅は、JR貨物のオフレールステーション(ORS)という扱いになっており、鍋島駅との間でトラック便が運行されています。
https://www.nittsu.co.jp/support/words/a/off-rail-station.html
通運業者とのコンテナの受け渡しはORSで行っており、ORS-貨物駅間の輸送は、JR貨物が行います。
この仕組みはすでに国鉄時代からコンテナセンターという名称で存在しました(阪和線の貨物列車廃止後の和歌山操など)。それ以前にあった、国鉄自動車線の貨物輸送とは別扱いです。
(自動車線の貨物輸送は自動車局所掌、コンテナセンターは貨物局の所掌)
投稿: 北東航21 | 2022年1月 6日 (木) 09時17分
北東航21様、ありがとうございます。
という事は、鍋島・有田間はトラックによるコンテナ輸送が行われているのですね。どの程度のニーズがあるのか想像がつきませんが、勿体ない気もします。九州はEF81やED76置換用
投稿: キハ65 | 2022年1月11日 (火) 07時04分
済みません、途中で切れました。
置換用のEF510が入って来るようで、学生時代の風景は少しずつ過去のモノに。有田のORSは前時代的な詰所など、懐かしい風景も残っていました。
投稿: キハ65 | 2022年1月11日 (火) 07時08分