神宮寺・刈和野配線図
今回は神宮寺駅・刈和野駅の配線図のご紹介です。
こちらの記事もご覧下さい。
2009神宮寺~刈和野
2009三線軌の分岐器
1961年1月(※1)
・両駅とも島式ホーム1面の配置で、本屋との行き来は構内踏切っぽいです。
・刈和野駅にはホームのない副本線が設けられています。
・てこ扱所に○集の文字が書かれているのが気になります。転てつてこを集中させてはいるものの、連動機は第2種連動機を使用しているものでしょうか。
1979年12月(※2)
・神宮寺駅は上1が副本線になり、その上で両駅とも上1にホームが設置されました。
・これだけ見ると2面3線のよくある構造の駅に見えなくもないですが、片面ホームの線路が本線ではなく副本線であること、本屋が片面ホームとは反対側にあるところが特徴的で、歴史を知れば納得ですね。
・神宮寺駅には安全側線がありますが、刈和野駅にはありません。
2009年5月
・これは以前ご紹介したものです。秋田新幹線が開業して一部が三線軌条化された後の姿です。
・後から作られた片面ホームが撤去され、昔の姿に戻ったような雰囲気です。
・両駅ともホームの青森方に側線があるのですが、昔からあったわけではないのですね。
・狭軌の線路については、一線スルーの構造です。
未公開写真を少しだけ。すべて2009年5月9日撮影です。
・左側にあったホームはなくなりましたが、跨線橋は本屋反対側からの出入り口として活用されているようです。
配線図は
※1印・・・NZさん
※2印・・・KASAさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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在来線直通新幹線ですので踏切が有るのも当然ですね 東海道新幹線でも踏切が有りますが営業路線で無く工場入場線に有る踏切なので非公式な踏切です 有り得ない踏切は地下鉄と踏切ですねメトロ銀座線の上野車庫の踏切も有名ですね・・
投稿: yyoshikawa | 2021年10月31日 (日) 16時29分
yyoshikawaさん
ホーム以外で新幹線の通過を間近で見れるポイントですね。
投稿: f54560zg | 2021年10月31日 (日) 20時12分
Wikipediaによると、1979年の後、秋田新幹線の工事が始まるまでの間に以下のような変化があったようです。
1981年9月 神宮寺の福島方が複線化(大曲から)
1984年11月 神宮寺-刈和野が複線化
1994年7月 刈和野の青森方が複線化(峰吉川まで、峰吉川-秋田は1975年に複線化されていたのでこれで大曲-秋田は複線化)
1995年5月には秋田新幹線関連で神宮寺-峰吉川が3線軌化・単線化されるので、大曲-秋田が狭軌で全線複線だったのは1年もなかったことになりますね。
投稿: 旅の途中のとおりすがり | 2021年11月 1日 (月) 20時28分
旅の途中のとおりすがりさん
>大曲-秋田が狭軌で全線複線だったのは1年もなかった
それは次回の記事に使おうと思っていたネタなのですが・・・(汗)。
投稿: f54560zg | 2021年11月 2日 (火) 21時57分
> 次回の記事に使おうと思っていたネタ
それは失礼いたしました m(_ _)m
投稿: 旅の途中のとおりすがり | 2021年11月 3日 (水) 20時26分
旅の途中のとおりすがりさん
全然大丈夫です。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: f54560zg | 2021年11月 4日 (木) 19時48分