津田沼~千葉間の複々線化 その2
津田沼~千葉間の複々線化の過程を順を追ってご紹介していきます。
今回は1979年10月頃です。
・津田沼~千葉間と言っておきながら、新検見川からのスタートです(汗)。
※33k955mからの10‰勾配で高架橋に登ります。その直前の稲毛Boは東関東道の高架橋です。
・キロ程の表示が独特ですね。
※千葉駅構内東京方にあった引上線がなくなった代わりに黒砂信号所が設置されました。
※緩行線と快速線を分ける分岐器の95ロハは可動K字てっさです。
※西千葉駅は高架橋にあり、図右端の登戸Boは跨線橋ですから、10‰勾配で高架から地上に降ります。
※3番線(外内房)から緩行線に進出できるルートがありますので、そういう経路で運転していたのでしょうか?
※109、110分岐器で構成されるシーサスは工事中なので、くぎ付け鎖錠だったり線路が途切れていたりしていますね。
※0番線は、内房からの貨物列車がここで待ち合わせをするパターンがありました。
※図の右端にある「BrM」がブレーキメーターで、外房線の0k619m250をもって1k000とするという意味です。かつての外房線の起点は東千葉の位置にありましたので、スイッチバックしなくなった分だけ実キロは短くなったわけです。
※東千葉はかつての千葉駅です。
※現在では、9番線を撤去し、そのスペースと駅前広場の整備スペースとを合わせて9番線、ホーム、10番線が作られています。
・9番線からの下りの進路がよくわかりません。下り第4場内は「20LCD/20LCE」っぽいのですが、東1には入れそうもありません。過渡期なので変更が図面に反映されていないのかもしれません。
・東千葉駅周辺は継電連動ではなさそうです。
※印はNZさんからいただいたコメントです。
配線図はNZさんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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東千葉駅の総武本線上にもブレーキメーターがあるのですね。これはどういう経緯で発生したものでしょうか…
投稿: クモイ103 | 2021年6月18日 (金) 11時30分
このBrMはよくわからないですね。50m余りですし。千葉駅周辺ではこれからご紹介する中で登場するものもあります。
投稿: f54560zg | 2021年6月19日 (土) 13時14分
東千葉駅のブレーキメーターについてですが、以下のサイトで千葉駅移転前の現・千葉駅付近を現在と見比べてみました。
https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.613286&lng=140.112514&zoom=16&dataset=tokyo50&age=3&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2
これによると、当時の総武本線の線路は、現在、千葉駅の西口駅前広場から外房線ホームがある位置を通っていたようです。千葉駅移転の際は、現在の千葉駅上り方の跨線橋の辺りで線路を東側に曲げ、移転前に総武本線が通っていたところよりも北側に総武本線ホームを作ったので、以前よりもカーブの内側をショートカットすることになり、それで延長が短くなった分がこのブレーキメーターなのではないでしょうか?
投稿: 旅の途中のとおりすがり | 2021年6月19日 (土) 19時33分
旅の途中のとおりすがりさん
情報ありがとうございます。おっしゃる通り、確かにそのように見ることができそうですね。
投稿: f54560zg | 2021年6月20日 (日) 17時11分
東千葉のブレーキメーター
総武本線の起点が、東京地下線開通時に、御茶ノ水から東京に変わったので、その為に、錦糸町~ここのブレーキメーターまで東京起点のキロポストに変わって(建て替えて)しまった。
なので、錦糸町駅~両国付近にも、御茶ノ水起点と東京起点の差を示した、ブレーキメーター、が有るはず。
東千葉のブレーキメーター
内容訂正します。
計算したら、御茶ノ水起点と東京起点では0.5k違うから、両国から錦糸町駅のどこかにブレーキメーターがあり、読み替えがある。
東千葉のブレーキメーターは、えき
途中に
東千葉のブレーキメーターは、千葉駅付近の改良工事でずれた分の差。
投稿: 通過せん | 2021年7月21日 (水) 16時53分