クモヤ443系運用 その2
1977年の向日町運転所のクモヤ443-2+クモヤ442-2の運用のご紹介、その2回目です。
・10月11日からは山陽線方面に出陣です。上郡まで行って網干まで戻り、折り返して播州赤穂まで行ってから向日町に戻ります。大阪局と天王寺局は一緒くたでしたが、このあたりはきっちり局界が守られているようです。
・10月12日は大久保までの往復ですが、列車番号からしてこちらは内側線(電車線)経由ではないかと思うのですが。
・10月13日は一転して東に向かいます。湖西線経由で敦賀までを往復します。
・10月14日は湖東線です。いったん高槻まで戻って米原に向かいます。
・10月17日は野洲往復です。北東航21さんのご推測のとおり多分こちらは内側線経由ではないかと思います。ただしあまりそれらしい列車番号ではありませんね。
・再び大阪付近の検測です。
・10月18日は、多分北方貨物線経由で尼崎に向かい、当時塚口まで電化されていた福知山線に入ります。北方貨物線で吹田まで戻って今度は梅田貨物線で安治川口を往復します。
・10月19日は宮原操車場の回送線関係ですね。大阪を通り過ぎて塚本から回送線に入って西側から宮原へ、折り返して再び大阪を通り過ぎて今度は東側から宮原に入ります。折り返して大阪に戻り、今度は通り過ぎずに大阪で折り返して向日町に戻ります。
大阪駅は、信号設備上は以下のように6番線及び中線において東京方に対して折り返しが可能になっています。
ですのでクモヤはおそらく中線で折り返すのではないかと思われます。早朝・深夜の電車では大阪折り返しがあったかもしれませんが、それ以外で大阪駅で折り返しを行うのは珍しいのではないでしょうか。
配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
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その2、ありがとうございます。
山陽本線の検測を見ていると、外側線と内側線の両方とも検測していますね。
10月12日に内側線の検測をしているとなると、その1の安土2往復の謎が残ります(1回目は検測失敗したとか?)。
この当時の局界は彦根ー米原間で、新快速が草津以東に延びた当初が彦根折り返しだったのは、米原乗り入れは名鉄局と協議が必要だったのですが、安土ー彦根間の検測はしてませんね。湖西線は永原越えて金沢局の敦賀まで入っているのに、名古屋局とは仲が悪かったのかと勘ぐりたくなります笑。永原越えないとデッドセクションが検測できないからだと思いますが。
投稿: 北東航21 | 2021年4月 4日 (日) 13時03分
今となって鷲津か名古屋から帰ってきたかも時期も定かではないですが乗ってきた上り列車が去って向かいの下り本線ホームに443系が停車していてびっくり。
しばらくして発車していきました。
うちのあたりは495系の担当かと勝手に思っていました。
国鉄時代に舞阪駅周辺で架線試験車見ることができたのはこれが最初で最後でした。
投稿: 舞阪駅利用者 | 2021年4月 6日 (火) 13時51分
北東航21さん
>安土ー彦根間の検測
10月14日に米原まで往復していますので、そこまで仲が悪いことはなかったかも(笑)。
舞阪駅利用者さん
その3の記事で静岡局での検測状況をご紹介しました。そういえば495系というのもいましたね。
投稿: f54560zg | 2021年4月 6日 (火) 20時02分