飯田線配線図 その10(伊那福岡~田畑)
飯田線の第10回目です。1977年の伊那福岡駅、小町屋駅、駒ケ根駅、大田切駅、宮田駅、赤木駅、沢渡駅、下島駅、伊那市駅、伊那北駅、田畑駅です。
・駒ヶ根駅については過去の記事もご覧下さい。
駒ヶ根 2016/1/4
・赤城駅~沢渡駅間に飯田線、いやJR線最急勾配の40‰があります。意外な場所に・・・ですね。
・過去の記事もご覧下さい。
沢渡 1988/8/2 動画
沢渡 2016/1/4
・伊那市駅~伊那北駅間はわずかに860mしかなく、このため伊那北駅の下り遠方信号機が伊那市駅の上り遠方信号機よりも豊橋寄りに建植されてるという位置関係です。
・この間では電車は密集した家屋の軒先をかすめるように走ります。昔はこの間にさらに駅があったのですからオドロキです。
・伊那北駅の配線は独特ですね。下り1番線とか、どのように使われていたのでしょう。
・過去の記事もご覧下さい。
伊那北 2016/1/4
配線図はNZさんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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>赤木駅~沢渡駅間に飯田線、いやJR線最急勾配の40‰があります。
横軽や箱根登山鉄道みたいに取り上げられることもなく、ひっそりと存在するナンバー1ですね(笑)
縦断面図を見るとわかるように、沢渡駅より藤沢川の河床は高い位置にあります。沢渡駅のある段丘面より一つ高い段丘面から流れ落ちる藤沢川が天井川のような地形を作っているようです。そのため、藤沢川の土手に取り付くために、こんな急勾配ができたんですね。
ストリートビューで、猪之沢踏切に行き藤沢川方向を見ると、ジェットコースターの線路のように登る線路が見られます。さらに藤沢川北踏切に行き、沢渡駅側を見ると、機器箱に少しけられていますが、40.0‰の勾配標を見ることができます。なお、途中に、線路図にはありませんが、架道橋があり、その沢渡駅寄りに、麓側の勾配標がストリートビューで確認できますので、撮影に行かれる方は、事前にロケハンされるといいと思います。
線路は、さらに高い段丘面にある赤木駅に向かって、33.3‰というこれも立派な急勾配をもう一度登って行きます。こちらもストリートビューで下村踏切に行ってみると勾配の様子がわかります。
投稿: NZ | 2020年8月30日 (日) 11時19分
NZさん
本当に地味な急勾配ですね。駒ヶ根~伊那北でのED62の補機運用とかがあれば有名だったかも(笑)。
投稿: f54560zg | 2020年9月 2日 (水) 19時15分