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2020年6月21日 (日)

盛線配線図

大船渡線に引き続いて、その延長とも言える盛線です。1977年4月時点の配線図のみです。

盛線は綾里駅までが1970年3月、吉浜駅までが1973年7月に開業しています。
以下に示しますように盛駅から先には分岐器はありません。多分通票式だと思います。
すべて開業当初から旅客専用駅です。

陸前赤崎駅。
01197704_20200620154801

綾里(りょうり)駅。
02197704_20200620154801

甫嶺(ほれい)駅。
03197704_20200620154801

三陸駅。
04197704_20200620154801

吉浜駅。
05197704

 

この後1984年4月に釜石駅延長と同時に三陸鉄道に転換されました。大船渡線が盛駅まで開業したのは1935年9月ですので、釜石駅まで到達したのはそれからおよそ50年後ということになります。

配線図は3RT生さんよりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

国鉄当時は、管理人さんが書かれているとおり盛〜吉浜間の保安方式は通票式でした。

三陸鉄道に移管され、綾里と三陸の両駅に交換設備が設置されています。保安方式は特殊自動閉塞式となりました。
平成23年の東日本大震災で当時の南リアス線は不通となり、平成25年に盛〜吉浜間が復旧しました。盛〜三陸間は特殊自動閉塞式を施行すればよいわけですが、三陸〜吉浜間はの保安方式が問題となります。
常用閉塞方式が施行できないので、代用閉塞方式である指導指令式を施行したようです。キャリアに入れた指導券を当務駅長が運転士に渡す場面と、出発信号を代用手信号の緑旗で現示する場面とが、CSの日テレプラスの番組「鉄道発見伝」第1回放送で放映されています。(頻繁に再放送をしているので、これからも視聴できるかもしれません)
平成26年に釜石まで復旧したので、約1年間代用閉塞方式で運転していたことになります。

三陸鉄道の現行ダイヤでは盛〜釜石間には上下各11本が運転されていて、隔世の感がありますね。

NZさん
代用閉そくにまで広がってきましたね(笑)。このあたりは不得手です(汗)。

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