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2020年4月21日 (火)

隅田川駅の低柱信号機

少し前にNZさんより隅田川駅の記事に対して、折返線の出発信号機17Rについてのコメントをいただきました。

17Rとはコレです。
198105t
図では普通の信号柱として描かれているのですが、これが最近低柱式になっていることを発見された、というものです。

その後NZさんより「証拠写真」をご提供いただきましたのでご紹介します。
Rm1
こんな感じで、確かにおっしゃる通りです。
ちょっと不思議に感じたのは、普通の信号機のように、背板が取り付けられていることですね。

以下、以前ご紹介した各地の低柱式の信号機の写真です。 

19790721d05
1979年7月21日、岩切駅

19920426b07
・1992年4月26日、宮原操車場

P1120752
2016年12月3日、寄居駅

P1060991
・2013年5月18日、沼津駅

P1040473
・2011年12月11日、大宮駅

P10300121
・2010年10月16日、高塚駅

19920510d05
・1992年5月10日、天王寺駅

20020630a4
・2002年6月30日、鶴田駅

ご覧のように低柱式の信号機は線路間の狭い場所に設けられることが多いのでおのずと背板が省略されるようですが、隅田川駅の場合はスペースに余裕があるので背板が設けられているように思えます。
この位置に普通の信号柱で建植されていたら、確かに上本の信号機と誤認してしまいそうですね。

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コメント

そういえば、静鉄の長沼車庫も構内に低柱信号機がズラズラ並んでいましたね。入信か入標か、どちらなんだろ?

高槻駅1番線出発も低柱設置ですね。
保線係員、作業員など退避で信号現示隠れたら運転士ゴルぁ~って怒るリスクのある設置方法ですが、建築接触限界等で致し方無い設置なのでしょうか。
限界上背板無しで建植が多い様ですね。
また、降積雪地には全く向きませんね。低柱は

>管理人さん
ご紹介いただきありがとうございます。

腕木信号機の低柱式というのか、普通の信号柱よりは背の低い信号機がありました。
境線の大篠津駅(現在は、移転して米子空港駅)で、近くにあった米子空港の離着陸機に支障しないように、信号機を低くしたと言われています。
Wikipediaの米子空港駅の項に写真が載っています。

ですが、背景に写る電力会社の電線や電柱は普通の高さなので、この信号機だけ低柱にする意味があったのか疑問です。ちょうど、信号機の位置が滑走路の延長上にあたるんですかね?


東京メトロの入換信号機は、低柱式の色灯信号機です。今では、各線とも車内信号機方式ですが、かつては、高い位置の信号機は場内、出発、閉塞信号機で、低い位置の信号機は入換信号機でした。
国鉄で、入換信号機を色灯式にできないのは低柱式の信号機があるからだと聞いたことがありますが、真相はどんなものでしょう。

bad.Ⅳh-95さん
>長沼車庫
ネットの画像見ました。おっしゃる通りズラリと並んでいますね。後ろ姿ばかりでしたが(汗)。

うな10さん
>高槻駅1番線出発
ここはスペース的には問題ないような気もするのですが。背板も半分くらいついているようですし。そもそも低柱というほど低くない・・・。

NZさん
>大篠津駅
確かに、そこまでする必要があったのかどうか・・・。

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