山田線配線図 その8(吉里吉里~両石)
山田線の第8回目です。
まず吉里吉里(きりきり)駅と大槌駅です。
1977年4月(※1)
・大槌駅には釜石方からの折り返し列車が設定されており、それに対応した設備になっているようです。上下本線の他に上下共用の副本線があり、かつ上り本線から釜石方に出発できるようになっています。
1987年3月(※2)
・吉里吉里駅は棒線化されてしまいました。
・大槌駅は下り1番線が側線化されてしまいましたが、釜石方→下本→釜石方というルートにより折り返し列車に対応しています。
続いて鵜住居(うのすまい)駅と両石駅です。
1977年4月(※1)
・鵜住居駅にも上下共用の副本線が設けられています。
1987年3月(※2)
・鵜住居駅の副本線が廃止されました。しかしながらホームが島式になっていますので、実際に撤去されたのは上本?
配線図は
※1印・・・3RT生さん
※2印・・・KASAさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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吉里吉里は嘗て吉里吉里国なる独立国宣言(町起こし)で有名になった所です 冗談みたいですが山田線には腹帯駅と吉里吉里駅合わせて腹帯きりきり何か面白い駅名です 宮古から釜石迄山田線は海岸沿いを通ります 先の東日本大震災で大槌町は大津波で壊滅的被害を被りました リアス式海岸特有の奥は行く程狭くなる入り江の地形が津波被害をひどくしたのでしょう 山田線の宮古釜石間は三陸縦貫鉄道に譲渡此れにより三陸地方の住民の悲願が叶いました
投稿: yyoshikawa | 2020年5月 1日 (金) 16時36分
yyoshikawaさん
吉里吉里とは珍しい地名ですよね。
三陸鉄道となって今後も頑張ってほしいものです。
投稿: f54560zg | 2020年5月 2日 (土) 12時12分
震災・津波で被災した山田線(宮古〜釜石)が三陸鉄道リアス線として復活いたのは明るいニュースでした。現在55.4㎞(宮古ー釜石)のうち列車可能なのは5駅かと。城端線29.9㎞(高岡ー城端)でも交換可能駅は5駅で似ています。路線の長さで運転間隔などダイヤの組み方が変わってきますね。震災前に山田線に乗車した時の最大の目的は、吉里吉里とはどんなところ?をこの目で確かめることでした。
投稿: 京葉帝都 | 2020年5月 5日 (火) 01時36分
京葉帝都さん
三陸沿岸は地震や大雨といった災害が絶えない地域でした。一部はBRTになってしまいましたがリアス線の復活はうれしい出来事です。
投稿: f54560zg | 2020年5月 5日 (火) 13時24分