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2020年3月29日 (日)

岩手刈屋・中里・岩手和井内・押角配線図

ちょっと寄り道して岩泉線です。その1です。
岩泉線は最初の開業から30年間は小本線を名乗っていました。1972年の岩泉延長の際に岩泉線に改称されています。

まず岩手刈屋駅と中里駅です。
1977年4月(※1)
0102197704r_20200324201101
・どちらも棒線駅です。
・岩手刈屋駅の貨物営業は1963年に廃止されています。
・中里駅は1966年の開業で、当初から旅客専用駅です。

1987年3月(※2)
0102198703r_20200324201101
・変化はありません。

2000年7月(※2)
0102200007r_20200324201101
・変化はありません。と言いますか、変化のしようがありませんね。

 

続いて岩手和井内(いわてわいない)駅と押角(おしかど)駅です。
1977年4月(※1)

0304197704r_20200324201101
・岩手和井内駅は、「『てなわわいいい』を並べ替えてできる駅名は?」というクイズの題材になりそうです。
列車交換は可能ですがホームは1面だけで、旅客列車同士の交換はできません。そのため本線は上下本線が区別されていません。
貨物営業は1972年に廃止されました。
・押角駅は、この時点では棒線駅になってしまっていますが、1944年の開業時は貨物営業のみの終端駅で、延伸(1947年)による中間駅化の際に旅客営業を開始するのですがその際にスイッチバック構造(しかも通過不可)になるという、面白い経過を辿っています。1961年に貨物営業が廃止され、1972年の岩泉延伸時にスイッチバックが廃止されて棒線化されたようです。
スイッチバック時代の押角駅の配線図は鉄ピク1971年5月号に簡単な図が、そして下記サイト様には配線図と写真が紹介されています。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~switchback/oshikado.htm

推測しますと、
1944年時点ではこんな感じの終端貨物駅で、
1r_20200328151301

1947年の延伸時にこのようになって(この時点では宇津野駅までの延伸ですが)旅客営業を開始し、
2r_20200328151301

その後1961年に貨物扱いが廃止になり、
1972年には
3r_20200328151301

このようにスイッチバック廃止・棒線化されたのではないか、と思います。

ついでに言うならば宇津野駅も不思議な駅で、10年間も終端駅であり、貨物営業も行われていたにも関わらず浅内延伸時になぜかあっさり廃止されてしまっています。

1987年3月(※2)
0304198703r_20200324201101
・岩手和井内駅は棒線駅化されました。

2000年7月(※2)
0304200007r_20200324201101
・変化はありません。

 

配線図は
※1印・・・3RT生さん
※2印・・・KASAさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

いよいよ岩泉線ですね 改めてネット画像検索で岩泉線の画像を見ると急峻な北上山地を縫って引かれていた事がわかります 実際乗車した時の印象はズート山の中を縫っていた印象しかありません でも楽しい路線でした

スイッチバック時代の押角駅はとても珍しい配線だったのですね 押角迄開通後更に先へ延伸の折必ず押角駅に入線せぬと先に進めないZ型配線となったのは謎ですね TV番組の秘境駅シリーズに押角駅が紹介されてましたが線路脇にポツンと作られた小さいホーム 回りは山間風景で寂しい雰囲気をだしていたいかにも秘境感一杯の編集番組でした

yyoshikawaさんが訪問されたときは惜しくもすでに押角駅のスイッチバックは廃止された後だったのですね。

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