盛岡配線図
盛岡駅の配線図のご紹介です。
以前の記事も合わせてご覧下さい。
盛岡 1978/7/17
盛岡客貨車区 1978/7/16
2009盛岡
また盛岡機関区についてはE10さんのブログで詳しく紹介されていますのでこちらもご覧ください。
盛岡機関区 1987/3/26 その1
盛岡機関区 1987/3/26 その2
盛岡機関区 1987/3/26 その3
盛岡機関区 1987/3/26 その4
盛岡機関区 1987/3/26 その5
盛岡機関区 1987/3/26 その6
東北の扇形車庫
最初は1958年6月。(※)
・とにかくすごい駅です。2つもの支線(山田線と、当時の橋場線)の分岐駅、車両基地(機関区・客貨車区)、貨物駅、操車場、工場・・・何でもあります。客貨車区は東京方の上り線側でしょうか。
・その割にホームに面した線路はわずかに4線だけしかありません。
・2つの転車台も注目です。位置関係が微妙ですね。扇形庫への「分岐」と単なる「転向」とに分けたのでしょうか。
続いて1977年4月。(※※)
・細かいので2つに分けます。
・ホームが増え、ホームに面した線路は7線になりました。行き止まりだった山田本線は貫通になっています。
・電化も完成し、蒸機基地だった南炭線群は電機基地に衣替えしたようです。
・客貨車区は青森方の少し離れた場所に移転しました。空中写真を見る限り1962年にはすでに移転していたようです。跡地は仕訳線増強に充てられたようですね。
・1974年に盛岡貨タが開業しており、貨物扱い線だったと思われる山田仕訳線群がなくなっています。
続いて1978年7月。
・これは以前ご紹介したものです。
・山田本線が行き止まりに戻りました。新幹線工事の関係でしょうか。
・ホームがさらに増設され、ホームに面した線路は9線になりました。
・1978年10月に北上操が開業し、仕訳線群がほとんど整理されてしまいました。跡地は新幹線用地に転用されたものと思われます。
・1985年12月に盛岡工場が廃止されています。
・1997年に秋田新幹線が開業し、構内は狭軌と標準軌が混在する状態となりました。
・山田本線のホームが逆に変わりましたね、理由はわかりませんが。上り2番線もホームに面しているように見えますが、この時点ではのりばとしては使用されていません。
・その後2002年に青森方はIGRいわて銀河鉄道に転換されました。
最近の前面展望動画やgoogleマップを見てみますと、
・下り7番線~14番線は撤去されてしまったようです。
・上り2番線は途中でちょん切られて1番のりばになりました(山田本線は1番のりばから0番のりばへ)。おそらくIGRへの転換と同時ではないかと。これでホームに面した線路は10線に。
かつての巨大駅も、客貨車区は近隣に移転、貨物駅は盛岡貨タへ、操車場は北上操へ、工場は廃止、機関区は廃止、と縮小の一途ですが、在来線旅客駅としては規模は変わっていませんね。
配線図は
※印・・・NZさん
※※印・・・3RT生さん
※※※印・・・KASAさん
よりご提供いただきました。
ありがとうございます。
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