朝明信号場配線図
朝明信号場の配線図のご紹介です。
最初は1965年2月(?)。
・朝明信号場は1927年5月開設なのですが、1940年12月からは専用線発着貨物の取り扱いを開始しています・・・、ということは信号場から駅に変わったのではないかという気もします。
・専用線が分岐しているにも関わらず副本線はありませんので、本線上に停車しての入換になるのでしょうか。
続いて1983年4月。
・湊町方が複線化されました。
・専用線がなくなりましたが、専用線貨物の取扱廃止時期は停車場変遷大事典にも記載されておらずナゾです。もう少し後の廃止だったら西浜信号場のように駅になったかもしれません。
・その代わり副本線が描かれています。専用線開通→副本線設置→専用線廃止→副本線残存・・・という流れでしょうか。
・副本線が残っているということは、これを使用して列車の追い抜きが行われたことがあったとか?
・朝日駅は1983年8月開業ですが、すでに描かれていますね。
最後に1990年8月。
・1985年1月に信号場が2kmほど移転したということになっていますが、複線区間が延長されたためにおのずと位置が変わった、という感じですね。
・あと1kmちょっとですのでもう少しがんばれば桑名駅まで複線になるのですが、Wikipediaに書かれているような理由なのでしょうか、単線区間が残ってしまっています。町屋川橋梁の架橋に比べれば北勢線のガードは大したことないような気がしてしまいますが、そこまでの需要はないということでしょうか。
・単線と複線の境界の信号場ですが、きっちりと場内と出発の両方の信号機が設けられています。
配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
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こんにちは。楽しく拝見しています。
「トワイライトゾーン12」の巻末の「専用線一覧表昭和45年10月1日日本国有鉄道貨物局」という記事に、朝明信号場の発着貨物の運賃計算は、桑名または富田のどちらか外方からまたはまでの計算という趣旨の記事があります。キロ程のない仮乗降場の旅客運賃計算と同様のようです。
投稿: 通行人 | 2022年7月15日 (金) 23時19分
通行人さん、情報ありがとうございます。
貨物の積み下ろし設備があったとしても、営業キロの設定がなければ駅ではなくて信号場だということなんですね。なるほどです。
何で営業キロの設定を行わないのか、という疑問は残りますが。
投稿: f54560zg | 2022年7月17日 (日) 15時57分