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2019年11月 6日 (水)

陸前山王配線図

陸前山王駅の配線図も以前ご紹介しているのですが、KASAさんからご提供いただいた配線図を含めて、そして若干の写真を加えて再度ご紹介したいと思います。

最初は1971年9月(※)。
197109r
・これは以前の記事でご紹介したものです。
・塩釜線と仙台臨海鉄道が分岐する駅です。
・本線は下本/中/上本/上2/上3/臨海下/臨海上の7本で、上2/上3は塩釜線・仙台臨海線共用です。
・塩釜線が東北線にいったん合流する形になっているのがちょっと気になります。そのまま上2/上3につなげてしまえば良いのに、と思ってしまうのですが。

続いて1989年3月。
198903r_20191106213901
・仙台臨海鉄道線の配線も記載されていますね。
・陸前山王駅は大きくは変わっていませんが、細かいところが微妙に変わっています。
・102号の転てつ器は残骸っぽいのですが、なんで残されているのでしょう。

以下、1978年7月19日撮影です。

19780719c01
・陸前山王駅の東京寄りです。青森発上野行き26Mはつかり4号です。

19780719c02
・単5463列車です。

19780719c03
・鳴子発仙台行き3734Dです。

19780719c04
・陸前山王駅の中線の試9103Dです。秋田のキヤ191-2+キヤ190-2っぽいです。

配線図は※印を除きKASAさんよりご提供いただきました。

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コメント

塩釜埠頭のルートは確かに…。
東京方からはB、D以外ルートがない。
埠頭方からはC、Eのみ。
なんだけど、
C直入する貨物無いだろうから、
旅客営業時代の頃の?

つながないのは配線図より距離かなりあるからでなかったような気が?

Dって陸前山王始発列車しか東京方出発無いって事か。
青森方の貨物の入れ替えは本線はみ出ないで、
臨海鉄道の方の線路まで入ってやってそう。
(架線がその途中まで備えていると言う事はそんな気も。)

E(上3)は両方とも可でした…(;^_^A

訂正して
東京方から埠頭はB,D,E
埠頭からはC,D,Eなので、
Dって~の部分は無視してください。

ゆかわあきらさん
東北線と塩釜線が離れるのは確かに駅から離れた位置なのですが、分岐器71イ・ロは場内信号機の内方なのでそれなりに駅には近いハズだと思うんですよね。

Google Mapの航空写真でも明確にわかりますが、71ロは72イとほぼ同位置ですから、確かにそれほど距離があるわけではないです(そもそも、構内はずれの八幡踏切から場内信号機12L、13Lまで500mしかない)。

72の渡り線と73の間にある砂押川の橋梁は単線×2の構造ですが、ひょっとすると現在の東北本線である東北海岸線が開通した時は、東北海岸線と塩釜線がそれぞれ単線で1本ずつ使っていたのかもしれませんね。

その後東北海岸線が本線として複線化された時に塩釜線を直接上2/上3へつないだのでは上本へのルートが取れないですし、72の渡り線と73の間にある砂押川にもう1線橋梁を架けてまでここを分離させるメリットがなかったのでしょう

名無しさん
塩釜線の運転本数を考えるとそこまでの必要はなかったのでしょうね。

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