長町配線図
今回はKASAさん及びNZさんからご提供いただいた長町駅の配線図のご紹介です。
最初は1958年6月です(※※)。
わかりずらいので分割します。
・宮城野貨物線及び宮城野駅は未開業です。
・貨物線だけを見れば抱き込み式ですが、旅客線は貨物側線を抱き込んでいませんのでちょっと特徴的な配線です。特に上下本線間の中1・2番線あたりなど。
・また、抱き込み式とは言いつつも、専用線や貨物扱い設備は本線の外側に設けられています。
・仕訳線群が大分撤去されてしまいましたが、本線関係はそのままのようです。
・青森方では旅客線←→貨物線間の転線に対する配慮がなされています。
・扇形庫の一部が取り壊されて電気庫になった様子が見て取れます。
・信号機が描かれていますので、1958年の図と合わせるとおおよその貨車の流れが想像できますね。
・下り分解列車は中1・2番線到着→構内運転で下北入1または2へ→着機は入区、入換機により分解。
・組成は東京方の下組成入換線を使用して下組1~3番線へ→入換機により下1・2に据付→出区した発機が連結され出発。
・上り分解列車は上1~3に到着→入換機により上南1・2を使用して分解。
・組成は上組成入を使用して上4~6へ→発機が連結されて出発・・・、といった感じでしょうか。
長町機関区についてはE10さんが貴重な写真を公開されています。
是非ご覧下さい。
配線図は※印はKASAさんより、※※印はNZさんからご提供いただきました。
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