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2019年8月23日 (金)

根岸線配線図

根岸線の桜木町駅、根岸駅、磯子駅、本郷台駅の各駅の配線図のご紹介です。

●最初は1935年3月です。
この時点では京浜電車は桜木町が終点で、線名も東海道線です。根岸線の名はまだ付けられていません。

01193503r
・1番線と2番線とで微妙に有効長が違います。引上線もあります。
・破線は東横線ですね。

●続いて1951年8月です。
桜木町終点は変わりません。
02195108r
・有効長が伸びましたね。
・東横線は一部単線?

●続いて1961年3月です。
桜木町終点は変わりません。
03196103r 
・大きな変化はありません。

●続いて1967年3月です。
1964年に桜木町駅~磯子駅間が延長開業し、名称も晴れて根岸線になりました。
またほぼ同時に高島駅~桜木町駅間の貨物線も開業しています。

04196703r_20190821212701
・桜木町駅です。
・単なる棒線駅とはならずに折り返しに対応した配線になりました。

05196703r_20190821212701
・根岸駅です。
・この時点ではまだ神奈川臨海線は未開業で、貨物営業範囲は専貨のみです。

06196703r
・磯子駅です。
・11本もの電留線は豪勢ですね。
・下り本線からも上りが出発できるようになっています。
・「専用授受線」という文字も見えますが、貨物営業範囲は車扱貨物のみ(停車場変遷大事典)というのが?です。

●続いて1977年10月です。
1970年に磯子駅~洋光台駅間が、1973年には洋光台駅~大船駅間が延長開業しました。

07197710r
・桜木町駅です。大きな変化はありません。

08197710r
・根岸駅です。
・神奈川臨海線が開業し、連絡貨物の取り扱いが開始されています。

09197710r
・磯子駅です。
・貨物着発線が2線に増えたほか、大船寄りに側線が設けられるなど、地味に変化しています。

10197710r
・本郷台駅です。
・側線が数本ありますが、あくまで貨物列車の折り返しと電車留置用であり、貨物営業は行われていません。
・電留線は本線で、直接回送電車が発着できます。
・大船方の20Rは大船駅の場内信号機です。

●最後に1986年3月です。
11198603r
・桜木町駅です。大きな変化はありません。

12198603r
・根岸駅です。こちらも大きな変化はないようです。

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・磯子駅です。やはり大きな変化はありません。

14198603r
・本郷台駅です。
・機回線が本線に格上げされていますね。この結果、8線あるすべての線路が本線になりました。

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

前から気になっていたのは、
本郷台駅の大船方の短すぎるY線。
一体何に使っていたのかです。
(いまは跡形もない。)
現在は甲種輸送時以外下1,2は未使用。
米タンは下1で時間調整していました。

磯子が一番変わってしまったのでしょうね、
電留線以外の側線は撤去ないし本線から切り離されています。
専用授受線は跡形もありません。
ここにいつもかなりんのロッド式DLが寝ていました。

根岸は首都高延伸による用地を捻出するため、
結構手を加えています。
(最新版のは中の線を含め、タキ1000、43000,44000を特集したJトレに載っています。)

今は地下にもぐって、見当違いの方に走っている東横線ですが、戦後もかなり経つまで単線区間が残っていたようですね。
そういえば、京王本線も東八王子までは単線が可なり遅くまで残っていたようですし、用地取得しそこなった、とか?

磯子駅の専用線ヤード入口の授受1番2番国鉄側図面上はクロスに見えますがダブルクロスでした
私が次駅である新杉田駅へ通勤していた頃専用線の専用入れ替え機は神奈川臨海鉄道のL形二軸機でした暫くしてロッド式BB機に替えられました
磯子の専用線は当初磯子駅前に有る日新製油と確か感じ外かも知れませんが石川島播磨重工に専用線が通じていました
磯子駅新杉田よりの別な4線の側線は保線用の側線です
一つ疑問が有るのですが磯子開通時貨物列車を牽引していた機関車は何型だったのか・・?

根岸駅の日石線用線の構内に製造後あまり使われぬ?日本最大の64t積タキ64000二両が根岸線より側線に鎮座してました三軸ボギー台車に長大な黒いタンク車でしたね

東横線高島町駅桜木町駅間の単線区間は開業時より1970年代頃迄存続していました当時ダイヤ上ネックになっており一部の列車は高島町折り返していました 其の後複線化され高島町折り返しは廃止其の後地下化で東急桜木町駅は廃止されました

8月24日の投稿で字を間違えてました 感じ外でなく感違いです 申し訳有りませんでした
磯子駅の専用線授受ヤード引き上げ線に常時待機していた神奈川臨海入れ替え用DL専用線廃止の折現場で一日で解体されてしまいました 朝通勤時健在であッたDLが夕方帰る時足回りでけになっていたのには当時車窓から唖然として眺めていたものです

皆様
根岸線は単純な国電区間かと思いきや有数の貨物取扱駅を擁する2つの性格を持ち合わせた路線ですね。珍しい貨車や入換機が存在していたことと思います。

yyoshikawa さん

鉄道ピクトリアル158(1964年6月号)に、開業を間近に控えた根岸線の輸送計画の記事があります。
筆者は東鉄運転部電車課の方ですが、貨物輸送にも若干触れられていて、それによると牽引機は横浜機関区のDD13形重連、600トンけん引、列車は高島-根岸間3往復(うち1往復は不定期)、高島-磯子間2往復の合計5往復と述べられています。

余談ですが、同号の表紙は「根岸線をゆく」、クハ79を先頭にした3両編成の試運転電車が、未開業の真新しいレールを走る光景です。また当時1ページしかなかった巻頭カラーは「津軽丸試航」、そして目次の脇の「今月の話題」は「新幹線大阪地区で初の長距離試運転」と、試運転尽くしになっていることが、東京五輪を間近に控えて未来が明るく輝いていた時代をしのばせます。

f54560zg さん

> 2つの性格を持ち合わせた路線

まさにその通りですね。
8年後に開業する武蔵野線は元々貨物主体で旅客は“ついで”でしたが、根岸線は当初から旅客輸送も重要視されていました。
一方貨物輸送の重要度も引けを取らず、東日本大震災の発生直後、被災地へ向けた緊急燃料輸送列車が根岸駅から仕立てられて行ったことも忘れられません。

訂正:武蔵野線(府中本町-新松戸間)の開業は1973年4月1日で「9年後」でした。失礼しました。

クモイ100様
御指摘有難う御座います 開業当時未だ高島線は非電化鶴見機関区のD51が新鶴見高島間貨物輸送を担っていた時代でしたので其の先の根岸線の貨物列車も当然電気機関車では無いとは思っていましたがさりとてD51が牽引している訳ではなとは思っていました 当時非電化区間での最新機関車はDD13でした根岸線では其の重連で賄っていたのですね

 根岸線に閉塞方式が重複装備されているのは珍しいと思います。
 よく見ると自動閉塞の信号機とATCの記号が併記されています。つまり複線自動閉塞とATCが併設されていて、京浜東北線直通の電車はATCで、桜木町から大船へ抜ける貨物列車は自動閉塞によって運転しています。
 重複だから心配は不要ですが、貨物列車の保安度はATCではなく自動閉塞野レベルに低下します。
 電車の運転士は地上信号機を見て運転しているのか、運転室に表示されるATC信号によって運転しているのか、現地を確認された方はレポートを下さい。
 当然ながら桜木町以北の京浜東北線はATCのみです。

C6217様。
この区間はATCはバックアップ体制に徹していて、
基本信号喚呼していました。

他人様のブログですが…。

https://ameblo.jp/kaoru-tashiro/entry-12177442001.html

現在はDATCゆえに、
どうしているのかわかりませんが。
大船駅の9,10番の久里浜方は
「ATC開放」
横浜方には
「ATC投入」
のオレンジ色の立て看板があった記憶があります。

C6217様、ゆかわあきら様、皆様、こんばんは。

根岸線の桜木町~大船間の運転方式は、DATC導入後は、「自動閉そく式(ATCバックアップ)」方式ではなくなり、DATC搭載車は「ATC方式」、非搭載車は「自動閉そく方式」になったようです。

以下の「1 はじめに」の最後に書かれていました。

https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_20/Tech-20-38-42.pdf

京浜東北線の電車の運転士は、DATC導入後は、DATCの車内信号によって運転しているのではないでしょうか。

ゆかわあきら さま、KASAさま、ありがとうございます。運転士に地上信号を見るなという指示があれば、事故の元だと気にかかっていました。
 説明がKASAさまと重複して恐縮ですが、ATCと自動閉塞を併用した場合、省令により一本化することが義務づけられていたため、したがって櫻木町~大船は自動閉塞区間となり、ATCはバックアップに回っていました。
省令改正により、同一区間で列車別の保安方式が認められたため、電車はATC:、貨物列車は自動閉塞で運転することになった由です。
 もし事故が起こったらATC区間で信号違反だと大騒ぎになり沿うです。

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