« 金谷 2019/4/29 | トップページ | 吾妻線の列車ダイヤ »

2019年7月10日 (水)

阿波池田配線図

t_yosiさんからご提供いただいた四国総局各駅の連動図表のご紹介です。
(一覧表はこちら)
(路線図はこちら)

今回は、阿波池田駅です。

●土讃線 阿波池田駅 1987年2月
73198702r
・土讃線の中間駅ですが、実質的には土讃線と徳島線の分岐駅です。
・本線は5本あります。今までご紹介してきた四国総局の駅の中では最大です。大きい駅ですね。
・1番線にはホームがありません。本屋の目の前にホームがないのはちょっと変わっているように思います。ただしWikipediaを見ると最近1番線にもホームが設けられたようです。
・昔の空中写真を見ると「機回」と書かれた線路付近に転車台が、「機1~3」あたりに矩形庫があります。かつては機関区か機関支区があったのではないかと思うのですが、手持ちの資料の範囲では徳島気動車区の支区しか確認できませんでした。
・7~9番線の左側の転てつ器には回路制御器らしきものが描かれています。なぜかはわかりませんが(汗)。
・警戒信号を現示する場内信号機は伊予西条駅以来でしょうか。伊予西条駅は過走余裕距離内の転てつ器を片鎖錠としていましたが、阿波池田駅では開通てこを設け、これを片鎖錠としています。
・開通てこは出発信号機によって総括制御されると思うのですが、開通てこの行の信号制御らんには出発信号機のてこ番号は記載されていません。これが一般的な記載方法なのでしょうか。
・よくよく見ると入換標識の信号制御らんには誤記がチラホラ見受けられます。

配線図はt_yosiさんよりご提供いただきました。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
バックナンバーはこちらからどうぞ。

« 金谷 2019/4/29 | トップページ | 吾妻線の列車ダイヤ »

コメント

単独での阿波池田駅の出現、嬉しく思います。
配線図の頃、乗換で阿波池田駅を利用しました。
淡い記憶では、構内に旧客が留置してあるのが目を引いたのですが、既に転車台跡も無く、昔の機関区設備が、どの辺りに有ったのかは分かりませんでした。
転車台は昭和初期の設置で、18m級、電動下路式、土讃本線の運用から、D51型も利用していたようです。
昔の機関支区は、ちょっと意外なのですが多度津機関区ではなく小松島機関区の支区で、やはり県境や機関車運用とかの要因でしょうか。
当時、職場の同年代の同僚が池田町の出身で、四国旅行(ちょっと機関区巡りとは言いづらく・・)へ行くことを伝えると、学生時代は阿波池田駅から高知寄りにある祖谷口駅を利用して高校へ通学していて、祖谷口駅はホームが一つでホームまで階段を登って行くとか、駅前の吊橋を自転車で渡っていたとか、更に、帰宅時に阿波池田駅で列車に乗り遅れると、次の列車までの待ち時間がかなりあり、制服姿の女子高生なのに駅前のパチンコ屋さんで、タダでパチンコをさせてもらっていたとか、いろいろ故郷の話を聞かされていたのですが、高知から上り列車の車窓右手に席を確保していたのに、肝心の祖谷口駅通過時だけ居眠りしてしまい、祖谷口駅も吊橋も見れずじまいでガックリで、四国旅行から帰って彼女から「祖谷口駅見た?」と尋ねられたのですが、「居眠りしてました」とは言いづらく空返事になってしまいました。
その後なぜか彼女から連絡先を渡され電話してみたのですが、やはり縁が無かったのか不在で、しばらくして彼女は家庭の事情で実家に帰ってしまいそれっきりとなりましたが、今思えば、例えると女優の水野真紀の若い頃の雰囲気を持つ徳島美人で、のちに何度か阿波池田駅の駅前に降り立った時、商店街のパチンコ屋を見かけると、そこに彼女がいたことがあったのかと想いを馳せてみたり、自身にとっては肝心の機関区設備より想い出が滲み出る阿波池田駅となってしまいました。
四国シリーズも佳境に入っている感があるのですが、配線図の頃に機関区巡りをした時の写真が見つからず、待望の四国シリーズに、つまらないコメント続きで申し訳ありません。


本屋側の1番ホームは比較的新しいですので、おそらく民営化後のものだと思います。
多度津方には貨物の引き込み線(専用線?)跡のようなものもありますが配線図には記載がないことを思えば早くに廃止になったのかもしれません。

E10様。
都会と異なり、地方の鉄道は便数も少なくて、いろいろと「あの頃」の甘酸っぱくもホロ苦い思い出の数々を秘めていますよね。
アカデミックかつメカニカルなコメントに感心してばかりのこのブログですが、E10様のような鉄道に関わる「悔恨」の思いを拝見すると、我が身の不器用で情けなかった青春時代もオーバーラップして、共感させられるばかり。嬉しくなります。
彼女たち。も、うマゴがいるんでしょうね。

ブログ主さま。場を弁えないコメントで申し訳ありませんでした。

ねこまるさんの“アカデミックかつメカニカル”の表現は正に的確ですね。
また、“不器用で情けない青春時代”も自身にとって全くその通りで、にんまりほっこり気分になってしまいました。
実は前出のコメントは、佃駅出現時にしようと思っていたのですが、ココログのリニューアル直後で送信に難があり出来ずじまいでしたが、当時は四国の路線図が全く頭に入っておらず、彼女が阿波池田駅の事を話すと「予讃本線?」などとボケた事を聞くと「土讃線やん」と教えてくれ「となりの駅から土讃線と徳島線に分かれとるんや」ときたので私は路線図の微かな記憶からその駅の事を「佃煮!」と言ったら彼女は始めは呆れ顔で「佃煮ちごて佃駅やん。佃煮やったら食べもんの駅になってまうやん」と大笑いでした。
また当時の淡い記憶になるのですが、佃駅の駅前の細い道沿いに食堂が有ったのと、徳島本線は吉野川沿いを軽快に走って徳島駅に到着したのが印象的でした。
すみもとさんの専用線のお話、多度津方に工場が有ったようで、詳しく知りたいところですね。

皆様
E10さん、天橋立の石川ひとみさん、有年の城之内早苗さん、そして阿波池田の水野真紀さんと、鉄道にまつわる甘酸っぱいコメントいつもありがとうございます。
私もひとつ思い出話を。高校からの帰宅時、一人でホームで電車を待っていると同じクラスの男子と女子がやってきました。3人とも同じ方向でしたので一緒に帰ることになったのですが、降りる順番が不幸なことに男子→女子→私の順だったのです。その男子は普通に女子と会話ができる能力を備えていたのですが私はサッパリ。男子が降りたあとの女子との二人っきりの電車は地獄でした(汗)。

つい先日、といっても一昨日ですが、阿波池田へ行ってきました(目的は別用)。

多度津方の引き上げ線跡から分岐する専用線跡の築堤は現存するものの、その先は現在、商業施設になっており、シャッター通りと化した駅前の商店街よりもこちらの方が栄えているイメージです。

この商業施設よりも駅側には現在も稼働中と思しき製材所があります。この製材所は駅のかつての貨物扱い用地(現在は公園)に隣接しています。

駅構内には蕎麦屋が入っていましたが数年前に閉店し、駅売店がイートインコーナーのあるコンビニになりました。列車が発着する時間帯は待合室も賑わいますし平日の朝夕は通学の高校生も多い印象です。

すみもとさん
さびれた駅前商店街、目につくのは高校生・・・、どこの地方都市も似たような感じですね。ちょっとさびしい・・・。

駅舎の蕎麦屋さんも閉店でしたか。
祖谷温泉のケーブルカーで行く露天風呂が話題になっていましたので、音威子府駅の名物蕎麦屋さんみたいにならないかなと思っていたのですが。
大歩危の川下りは鉄道とバスで行ったのですが、やはり祖谷温泉へは車になってしまっていました。
駅前通りのアーケード中ほどに食堂があって、祖谷蕎麦を食べたことがあるのですが、独特の食感が楽しめオススメです。
このアーケード商店街は一般道扱いで、普通に路線バスが運行していたような。
前出のパチンコ屋さん、民営化後しばらくは営業していたのですが、いつのまにか閉店してしまっていました。
佃方面で折り返しになっている専用線ですが、おなじみの 奥野くんさんが調査されていて、専売公社の工場だったようですね。
嘘をつくんではない!、と突っ込まれそうですが、私も高校の頃は女の子をチラ見するのがせいぜいで、話しかけられた時は会話していたようでしたが、こちらから話しかけるなどあり得なかった口でしたのに、高3の夏休みに北海道の機関区巡りをした達成感からか、その後、鉄道に興味があっても鉄道趣味は薄れた感じで、しばらくブランクを作ってしまって、興味がある鉄道分野でも時代遅れのままとなってしまいました。

54560zさま
地方都市の駅に降り立つ度に衰退しているのが分かりますよね。

E10 さま
アーケードを通り駅前まで四国交通と三好市営バス、東みよし町営バスの路線バスが乗り入れています。利用者減少で民間バスが撤退していく影響で自治体もコミュニティバスの運行を始めているのもどこの地方も同じですね。

先の投稿、名前が抜けており、失礼いたしました。

E10さん、すみもとさん
地方の駅前が寂しくなっているのと同時に路線バスの人の乗り具合も寂しいものですね。高齢化が進むとどうなってしまうんでしょう。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 金谷 2019/4/29 | トップページ | 吾妻線の列車ダイヤ »

過去の記事

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ