渋川配線図
配線図と言いましても1978年3月時点のもののみです。
・上下本線と上り1・2番線、それに吾妻本線と、全部で5本の本線があります。
・電化前は渋川始発・終着となる長野原線列車が多数設定されていましたが、吾妻線と改称されたころからはすべて新前橋・高崎方面に直通するようになったようです。
・また、「ゆけむり」「草津」などの分割併合は、新前橋だった時もあったり渋川だった時もあったような・・・スミマセン、このあたりはあまり調べていませんです(汗)。
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以下、2019年7月3日追加です。
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1958年3月、上越線バージョンです。
・ねこまるさんからご質問をいただいていたのですが、転車台はありませんね。
・ただ、長野原駅に転車台があるのに渋川駅にないというのはちょっと解せないような気もします。
もう一つ、同じ1958年3月ですが長野原線バージョンです。
・もちろんこちらにも転車台は描かれていないのですが、左下の「キ1」「キ2」がちょっと引っ掛かります。
・1948年の空中写真を見てもそれらしいものが見当たりませんので、仮に転車台が設けられていたとしてもかなり早い時期に撤去されてしまったのかもしれません。
配線図はT.Mさん及びKASAさんよりご提供いただきました。
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唐突の渋川駅。この配線図の2~3年前に通学で使っていて、懐かしくそして嬉しく思います。
当時、すでに吾妻線の渋川発着はなく、吾妻本線ホームの客扱いは遵法闘争時に一度見たきりでした。
ただ、ホーム呼称は吾妻本線が1番、下本線が2番、上り本線が3番、上り1番を4番線といっていました。
ゆけむり草津の合解結は、渋川終着の伊香保も含めて、すべて新前橋でした。
貨物ヤード(?)の片隅に自動車輸送クの積卸スロープに似た施設があって、戦車を下しているのを見たことがありましたが、あるいは臨時だったかもしれません。渋川は貨物扱い駅としては12師団司令部の基地の最寄駅でした。
構内にはいつもEF12が入換をしていて、電車は新前橋区のスカ色クモハ60他や新潟色の70系、新系列の115.157.165.181系、果ては秋田往復のキハ58.80系なども見られて、今思うとパラダイスでした。
長野原線未電化時代は機関支区もあったらしいのですが、どこにどのようにあったのか全くわかりません。
渋川の取り上げ、ありがとうございました。
投稿: | 2019年4月 3日 (水) 21時07分
「ゆけむり」「草津」などの分割併合は、かつて渋川でしたがその後新前橋に変更されています。
時刻表の1971(昭和46)年8月号では渋川、同年10月号では新前橋になっていますので、この年の10月時刻改正で変更されたと思われます。
投稿: クモイ103 | 2019年4月 3日 (水) 22時12分
>管理人さん
その昔、「使用する車両 の運用上の都合」と。
「折り返す=時間調整が必要」な駅 でも、
「乗り入れる=素通りも可能 になる」のです。
その昔の時刻表 ですか、
特急「あまぎ」号 は、
一部が 熱海を通過 していましたね。
投稿: | 2019年4月 4日 (木) 11時52分
名無しさん
のりばの呼称は変更されているんですね。
>戦車
貴重な場面を目撃されたのですね。
クモイ103さん
情報ありがとうございます。かつては分割併合のための職員さんもいて賑やかだったのではないかと思うのですが。
名無しさん
熱海を通過するあまぎもあったのですね。
投稿: f54560zg | 2019年4月 9日 (火) 20時32分
最初にコメントしたレトロ爺です。
今思うと、ゆけむり草津あかぎ伊香保などの急行群の分割併合を、新前橋に集中したのは、要員もさることながら、乗務員(ウテシ・カレチ)の渋川待機の廃止だったように思えます。
吾妻線の渋川発着廃止も、その一環と想定すると納得がいきます。
以上、根拠のないカンでしかありませんが。
投稿: | 2019年4月11日 (木) 21時44分
レトロ爺さん
おっしゃる通りではないかと思います。
分割併合や吾妻線内折り返し列車、そして貨物扱いなどで、かつての渋川駅はさぞかし国鉄職員さんで賑やかだったのではないでしょうか。
投稿: f54560zg | 2019年4月14日 (日) 18時01分
長野原線バージョンをしげしげと拝見していたら、妙なモノを見つけました。
上り本線と上1番線の高崎方面ポイント直前に、安全側線が各々から出て、一つの車止めに収束してる?のです。
更に、上り本線からの安全側線は、上1番線をクロスしている。ように見えます。
上越線バージョンは、信号機表示と錯綜していてはっきりしません。
相当に珍風景だと思うのですが、各地にもあったのでしょうか。
投稿: | 2019年7月13日 (土) 16時51分
名無しさん
確かに珍風景ですね。めったに見ることができない設備だと思うのですが、拙ブログでご紹介している中では岩切駅(上本/上2)、郡山貨タ駅(下2/下3)、篠ノ井駅(下2/下3)で見ることができますね。
郡山貨タ駅と篠ノ井駅は車止めの前に分岐器がありそうですが、岩切駅はなさそうです。
投稿: f54560zg | 2019年7月14日 (日) 19時48分
ブログ主様。
立ち処に類似例をあげていただき、ありがとうございます。
改めて各駅を拝見し直し、ナルホドナルホドと納得いたしました。
考えてみれば、敷地に制約のある場合、当然の着地点ですね。
先の質問も小生でして名前入力忘れました。そそっかし病が治りません。反省。
投稿: ねこまる | 2019年7月16日 (火) 07時42分
ねこまるさん
ブラウザによって名前が自動的に入力される場合とそうでない場合があるようで・・・。
投稿: f54560zg | 2019年7月18日 (木) 21時56分
昔の時刻表、
ネットで、見ましょうよ。
「新特急 区間」、
上野から⇒吾妻線に乗り入れ&水上方面 は、
⇒
新前橋 で、切り離しさ れ、
「新前橋→渋川→万座・鹿沢口」方面
「新前橋→渋川→沼田~水上」の方面 で。
この理由は、
「切り離しを、大きな駅ですること で、
そこには、一定のお客さん が、確保できる」で。
投稿: | 2020年6月15日 (月) 11時45分
安全側線が他ルートと競合している例はいくつも見ています。列車が安側突入のとき、他列車と競合しなければ差し支えないと思っていました。
これ、間違いですか?
投稿: C6217 | 2020年6月15日 (月) 20時28分
名無しさん
切り離し作業の要員の配置の都合もあるかもしれませんね。
C6217さん
私もそう思っています。
投稿: f54560zg | 2020年6月17日 (水) 19時27分
しばらくでした、キハ65です。
ねこまる様の珍風景、配線図ではたしかに奇異に見えますが、実際はシーサス(複線両渡り)の片側の先が車止めになっている構造と思われます。鹿児島駅の小倉方(どちらに行っても上りなので、こう表記します)も同様のものがあります。
佐世保線有田駅の中線が存在していた頃も下り方は同じ構造でしたが、中線が使用停止になり、安全側線を伴うシーサスは単なる亘り線になってしまいました。
対向列車を防護する場合、分岐器は関係する2線とも車止めに突っ込む向きに開通するのでしょうが、最悪同方向の列車が車止め手前で側面衝突の可能性があると考えるのは、私がまだまだ素人頭だからでしょうか?
いやお恥ずかしい・・・。
投稿: キハ65 | 2021年9月 8日 (水) 18時53分
キハ65さん、お久しぶりです。
>側面衝突
おっしゃる通り、その恐れはあると思います。どうしているかは不思議ですね。同時進入を禁止しているかもしれませんし、正面衝突でなければ安側冒進も側面衝突も大差なしと思っているかもしれませんし・・・。
全然恥ずかしくないと思います(笑)。
投稿: f54560zg | 2021年9月 9日 (木) 19時37分