観音寺・伊予北条・善通寺・讃岐財田・大杉・御免配線図
t_yosiさんからご提供いただいた四国総局各駅の連動図表のご紹介です。
(一覧表はこちら)
(路線図はこちら)
今回は、
・連動装置は第1種継電鎖錠てこ式。
・安全側線がある。
・閉そく方式は単線自動閉そく。
を共通要素とする駅です。
●予讃線 観音寺駅 1986年
・鎖錠てこ式というからには何らかの入換作業が想定されていたものと思われます。1986年ですとまだ電化されていない頃ですが、始発・終着となる気動車列車が多数設定されており、またすぐ後には電化・非電化の境界となるわけですからこれによる車両入換を想定した設備になっているのかもしれません。
・上り、下り本線のほか待避線が設けられていますが、上下列車はすべての本線に進入できますし、またすべての本線から進出できます。
●予讃線 伊予北条駅 1985年2月
・上下共用の主本線のほか、上下共用の副本線が2本設けられています。線路名は違いますが、実用上は観音寺駅と変わらない感じですね。
・この当時、休日運休ながら伊予北条駅折り返しの列車が設定されていましたが、この関係で入換作業が必要となる状況ではなさそうです。貨物営業も1971年までですので鎖錠てこ式である理由がよくわかりません(汗)。
・いずれにせよ側線はありませんので、本線から本線への移動の入換ですね。
●土讃線 善通寺駅 1987年2月
・始発・終着となる列車は設定されていませんが、1982年まで貨物営業が行われていましたので鎖錠てこ式はその名残でしょうか。
●土讃線 讃岐財田駅 1986年11月
・ここもどのような入換が想定されていたのかよくわかりません。側線はありませんので本線間を移動する入換でしょうね。貨物営業は1970年までです。
●土讃線 大杉駅 1986年11月
・1982年まで貨物営業が行われていましたので鎖錠てこ式はその名残でしょうか。
●土讃線 御免駅 1986年11月
・1984年まで貨物営業が行われていましたので鎖錠てこ式はその名残でしょうか。
配線図はt_yosiさんよりご提供いただきました。
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