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2019年2月27日 (水)

伊予平野・千丈・双岩・下宇和・伊予吉田・浮鞭・十川・伊予宮野下配線図

t_yosiさんからご提供いただいた四国総局各駅の連動図表のご紹介です。
(一覧表はこちら)
(路線図はこちら)

今回は、
・上下本線が区別されている。
・安全側線はなし。
・連動装置は第1種継電、進路てこ式? 単独てこ式?
・閉そく方式は単線自動閉そく(特殊)。
を共通要素とする駅です。

●予讃線 伊予平野駅 1986年2月
52198602r
・単線自動(特殊)ですので遠方信号機が設けられています。
・信号機は4基、転てつ器は常時鎖錠を除くと2個です。交換可能な駅としては最もシンプルな形態です。

●予讃線 千丈駅 1986年2月
53198602r

●予讃線 双岩駅 1986年2月
55198602r

●予讃線 下宇和駅 1986年2月
57198602r

●予讃線 伊予吉田駅 1986年2月
59198602r

●中村線 浮鞭駅 1974年3月

115197403r
・読み方は「うきぶちえき」です。1974年と、ちょっと古い図面です。
・駅間の軌道回路が複数に分割されています。通常は1つの軌道回路ですので、これは何でしょう?

●予土線 十川駅 1974年2月
116197402r
・読み方は「とおかわえき」です。
・ここも軌道回路が複数に分割されています。中村線や予土線の単線自動(特殊)はこのような形態のようです。

●予土線 伊予宮野下駅 1974年3月
120197403r

配線図はt_yosiさんよりご提供いただきました。

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コメント

こんばんは。
単線自動閉そく(特殊)を勉強中の身ですので、とても参考になります。
1974年に開通した区間は鉄建公団線ですね。まだ長大軌道回路が一般的でなかったのかコストの関係か、複数の軌道回路で構成されています。1986年のCTC化区間では、長大軌道回路を用いているようです。ただ、伊予吉田・北宇和島間は1974年の自動化だと思いますので、CTC化の際に改修されたのでしょうか。また、中村線のCTC化以前の姿はどうだったのか、調べてみたいと思います。
興味深いのはARC制御にかかる部分です。駅間の軌道回路が分割されている区間では、最終の軌道回路(下線が引いてあるようです)を踏むと、出発信号機を制御して次の区間の方向をとるのですが、長大軌道回路の場合にはそうはいきませんね。多分ARC制御用の接近リレーが付加してあるのだと思います。

予土線、中村線の連動図表で、駅間の軌道回路の一部に二重下線が付いています。手元の資料では長大軌道回路を表しているようなのですが、このページの予讃線の連動図表では5キロを超える軌道回路のようですが、二重下線が付いていません。
そもそもこの二重下線が何を表しているのか?
もし、長大軌道回路を表しているなら、図表の作成時期で作成基準が変更になったのか?

ご教示いただければ幸いです。

再び失礼します。
NZさんからのご教示の通り、予土線、中村線も長大軌道回路ですね。先程の小生のコメントは訂正させていただきます。非電化区間の長大軌道回路は6kmが可能ですので、駅間距離からみてこれを中継して構成しているものと思います。だだ、二重下線の付してある軌道回路が一つだけ、というのはよくわかりません(汗)。

3RT生さん、NZさん
この辺りはよくわかりませんです(汗)。
いろいろお教えいただきたいですね。

Wikipediaによると、十川駅は、2016年3月26日の改正以後、江川崎・宇和島方面行き下り側を使用し棒線化され1面1線化した。
とのことです。
出典となるtwitterの記事がまだ残ってました。
Googleマップの2017年2月の写真では、レールも1面分は撤去されtますね。

NZさん、ありがとうございます。今後他の駅にも波及するのでしょうか。

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