郡山配線図
今回は郡山駅です。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
・郡山 1979/7/20
・郡山 1984/9/29
・郡山 2002/5/19 その1
・郡山 2002/5/19 その2
・郡山 2002/5/19 その3
・郡山 2002/5/19 その4
最初は1965年3月。
・いやはや、大きい駅です。
・東北線を軸に磐越東線・西線の分岐駅であり、実質的には水郡線もこれに加わるかと思います。
・機関区、客貨車区が設けられ、この図には描かれていませんが工場もあります。
・貨物側線の配置も複雑怪奇で、数多くの専用線も見て取れます。
少し大きくしてみます。
・ホームは2面4線+切り欠き1線で、名前だけ見れば各路線ごとにきれいに振り分けられています。
・ホーム部とは直列に設けられた南着発線が特徴的ですね。下り貨物列車の着発線だと思うのですが。
・この時点では青森方はまだ単線です。
・オイルターミナルの営業所もまだ開設されていません。
続いて1969年3月。
・南着発線から東京方に進出が可能になっています。この着発線、いったいどのような使われ方?
・図の上側にあった貨物ホームがなくなって旅客ホームが新たに設けられました。
続いて1980年3月。
・構内運転線が設けられて郡山~郡山貨タ間は3線になっています。
・この構内運転線、この時点では側線ですが、2002年5月の時点では途中から本線になっていました。ところが前面展望動画を見ますと最近は側線に戻ったようですね。東北上り本線から郡山貨タの東9番線に直接進入できるように配線変更されたためではないかと思うのですが。
最後に2002年3月。
・一部消えてしまっていますがご容赦下さい(汗)。
・これも少し大きくしてみます。
・それほど大きくは変わっていませんね。
・2002年5月の時点では南着発線は東京方が行き止まりとなっていました。
・転車台を含む蒸気機関区設備は姿を消しました。この図の左側、ちょうど消えてしまっているあたりに転車台が移設(?)されています。
・オイルターミナルの専用線や新幹線の保守基地への通路線も描かれています。
配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
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郡山操車場に続き、郡山駅の貴重な配線略図をありがとうございます。
1969年と2002年の図面は初見で、特に興味深かったです。
2002年の図面で、停車場構内とはいえ、オイルターミナルの専用線や保守基地への連絡線が磐越東線の本線から分岐しているところが面白いですね。
特に、オイルターミナル線は、逢瀬川を渡った後、かなり離れたところにあるのですね。
1969年の図面にある、オイルターミナルとは陸羽東線を挟んで反対側に分岐する専用線も気になります。グーグルマップなどを見る限り、現在、その痕跡を見ることはできないようですが。
投稿: KASA | 2018年12月12日 (水) 00時44分
KASAさん
わかりづらいのですが、「日東専用線」と書いてあるようですので、現在も盛業中の会社っぽいです。
新幹線の保守基地への通路線が東北線を跨ぐあたりで東側にカーブしている痕跡らしきものが見て取れますので、実際には図のイメージとは大分違うような気がしますね。
投稿: f54560zg | 2018年12月13日 (木) 20時21分
f54560zgさん、ご教示ありがとうございます。
たしかにいまでも大規模な工場がありますね(汗)。失礼しました。結構、長い専用線だったのですね。
投稿: KASA | 2018年12月14日 (金) 02時01分
KASAさん
ひょっとしたら新幹線の保守基地への線路はこの専用線を利用しているかもしれませんね。
投稿: f54560zg | 2018年12月16日 (日) 17時03分