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2018年3月 4日 (日)

川越車両センター 2016/10/21

2016年10月の川越車両センターです。

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・南古谷駅の大宮寄りの並木踏切です。右は川越線、左は川越車両センターへの入出区線です。

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・さらにもう一つ大宮寄りの第四久下戸踏切です。

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・振り向くと川越車両センターが見えます。

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・さらに大宮寄りにある道路橋です。高麗川方です。

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・右が川越線です。信号機は南古谷駅の下り第2場内信号機ですね。

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・振り返って大宮方です。

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・着発線群が見えます。

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・左は南古谷駅の上り第3出発信号機で、右の3つは着発線の出発信号機です。

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・さらに大宮寄りに移動します。本郷踏切です。高麗川方です。

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・その先の方です。

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・振り返って大宮方です。

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・南古谷駅の下り第1場内信号機です。まもなく回送電車が到着しそうですね。

以上の写真及びネット上の前面展望動画から南古谷駅と川越車両センターの配線図を描くとこんな感じでしょうか。

20161021r

下り第1場内信号機から上り場内信号機までが南古谷駅の構内ということになろうかと思います。結構広いですね。
川越車両センターは南古谷駅方に対しては構内運転での入出庫ですが、指扇駅方に対しては列車として発着する構造のように見受けられます。

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コメント

指扇側は指扇始発の列車の出発待ちに使われてますね。

neate34さん、上りの指扇始発はあるのですが、下りの指扇行きはないんですね。大宮から回送でしょうか。

 始発はどこでも問題ありませんが、終着は車内点検を行うためにホーム要員がいる駅で行うのが原則と聞いています。むろん乗務員が行っている例もあります。指扇は実施困難と思えます。
 始発は直前の据付けで可能ですが、終着点検は時間を要するためダイヤによっては本線で行えない場合もあります。

C6217さん、ナルホド、そのような理由で指扇行きが設定されていないわけですね。

先日、指扇~南古谷間で上下列車を同じ線路に同時に出してしまうというトラブルがありました。

これだけを聞くと単線区間に上下列車を同時に出発させたという事故一歩手前の状態と思ってしまいますが、あるシナリオでは連動装置や閉塞装置の故障がなくても起こりえると考えています。
そのシナリオは、この2つのことが同時に発生することです。

下り列車については指扇~川越車両センター(車セ)の方向は下りのはずで、下り閉塞信号機の進行を指示する現示に従って車セ下り場内信号機まで信号現示に従って進入しますが、下り場内信号機において上り列車によって本線(単)の進路が下り列車によってふさがれているため、停止信号のままとなる。

上り列車については南古谷出発信号機から川越線本線(単)を経由して川越車両センターの出発信号機まで進路を確保でき、南古谷の出発信号機に進行を指示する現示をだすことができます。本線(単)を通って車セの上り出発信号機まで進入できます。しかし、その先の方向は下りとなっており車セ上り出発信号機は停止のままとなります。

これが同時に起こると、指扇~南古谷の間に、上下列車が存在し、お互いに動けなくなってしまうことになります。


南古谷で上り列車に出発信号を進行現時できるのは、指扇まで完全に進路が確保できる場合か、対向の下り列車があっても、その列車が川越車両センターに入庫する回送列車である場合に限られると思います。指扇にある下り列車が回送で入庫する列車なのか、通常の営業列車なのか信号制御システムとして判別できれば、向かい合って立ち往生するようなことにはならないのかと思いますが、どうなのでしょう。

verdandiさんがおっしゃるような、
>指扇~南古谷の間に上下列車が存在
すること自体はおそらく許容されていると思います。但しこの場合は下り列車が入庫回送列車でなければならないという条件がつきますが。
コスモスさんのおっしゃるように営業列車なのか回送列車なのかを判別する機械的なしくみがあれば大丈夫なのでしょうが、実際にこのようなことが起こってしまったということは、人間が判別するというしくみになっていたのかもしれません。

運輸安全委員会の報告書が待たれるところですが、つらつら思うところを

1)指扇ー南古谷間で、対になっている出発信号機はどれか
指扇駅には下り出発信号機は1基しかないので、問題はありません。しかし、南古谷駅の上り線には乗降場付近の第1出発信号機から、川越車両センターの着発線に並列して置かれている第3出発信号機、さらに着発線の出発信号機が数基あり、これらのうち最外方の出発信号機となると、第3出発信号機とそれに並列している着発線の出発信号機だろうと思われます。
そうなると、川越車両センターの指扇方にある場内信号機と南古谷駅の乗降場との間の駅構内は、方向てこの支配下にあるのかないのか?

2)列車が止まった位置はどのあたりか。
下り列車が川越車両センターの指扇方にある場内信号機の手前、上り列車が上り第3出発信号機の手前であれば、これは想定された範囲内かもしれない。
下り列車が川越車両センター行きであれば、事故でも何でもないからである。
ところが、川越行きの下り列車は川越車両センターの指扇方にある場内信号機の停止信号に従って停車したために、上下列車がお互い二進も三進も行かなくなったわけである。
これが起こるとすれば、もしかすると、閉塞区間が、指扇ー川越車両センターー南古谷の2区間に分かれているのではないだろうか?
入出区列車には方向てこ1本、営業列車には方向てこ2本を引くところ、ダイヤの乱れで扱いを間違えたのかなぁ
CTC扱いだったのか、CTCから切り離して駅扱いにしていたのか

3)下り列車の運転士はどこで気づいたのか
前面展望ビデオを見ると、指扇駅の下り出発信号機では、川越車両センターの指扇方にある場内信号機の現示の状態は分からない。第2閉塞信号機でも分からない。が、第1閉塞信号機は4現示になっているので、入区線路に開通していれば場内信号機の注意現示に対応して減速現示になっているはずで、ここで気づいただろう。南古谷方に開通していれば進行現示のはずである。ATSも動作しただろうし、数百メートル隔てて両列車が止まったということは、保安装置は正常に動作していたのではないだろうか。

4)上り列車の運転士はどこで気づいたか
上述の方向てこ2本説に従えば、上り列車は、第3出発信号機までの閉塞が確保されている状態で南古谷駅を出発しただろう。このとき、第1出発信号機は進行、第2出発信号機は注意、第3出発信号機は停止である。出発してすぐに、注意信号を認め、ATSの動作で減速しつつ、ダイヤの乱れがあったから先行列車に近づいた、あるいは、入出区する列車でもあるのかと思ったかもしれない。ところが、前方に見える対向列車がいつまでも動かないので、不審に思って無線にかかったかもしれない。

あらためて、運輸安全委員会の報告書が待たれます。

NZさん
川越線は今のところ重大インシデントの認定をされていないので、運輸安全委員会は調査していません。従って、報告書も出ません。
組合がいろいろ言ってますが、列車が向かい合わせになっても、その間に信号機が介在し、しかも正しく停止現示をしていたわけですから、安全性は確保されています。フィルセーフの範囲内ですから、「事故」でも「インシデント」でもありません。

国交省が、JR東日本に報告を求めるぐらいはあるかもしれませんが、これも本省レベルではなく、運輸局レベルの可能性も…

マスコミがすぐ「事故」やら「インシデント」で煽りますから、困った世の中です。

夜中に妄想を書いてしまいましたが、

北東航21 様
死傷者もなく、車両も設備も破損していないから事故にならないんですね。保安装置も正常に動作しているようですからね。

指扇ー南古谷間が離れていて、川越車両センターに指扇方から入出区できるようにすると、回送列車の運轉距離も長くなる、いっぽう、運転時隔は短縮したいと、相反する条件を満たそうと工夫した線路や信号設備ですね。
その一つの、皆さん書いているように、指扇ー川越車両センター間に入出区する列車があっても、南古谷から上り列車を出発させる(少なくとも第3出発までは進められる)ことができるような設計にしたことが、今回のトラブルにつながったように思われます。

下り列車を通すために、南古谷の下り本線場内を反位にする前に、上り列車を出発させようとして南古谷の上り第1出発を反位にしてしまったと考えられます。

推測ですが、南古谷の下り本線場内と上り第1出発を連鎖させることで、この間の擬似的な単線自動閉塞式を実現しているように思われます。(駅構内なので、方向てこはつけない)そのため、下り本線場内に進行を指示する信号は現示されず、事故に至らなかったわけでしょう。

私が気になるのは下り第1場内は「本線・車両センター共に停止現示で停止した」または「車両センターに進行出来る現示が出ていて手前に停止した、または内方に停止した」のどちらかなのかと言う点です。
どちらにせよ指令(または駅)のミスである事には変わらないと思いますが下り列車を営業か回送のどちらで認識していたのかと言うのは重要なポイントだと思います。

報道によるとどちらかの列車(上り列車ですかね?)が退行して駅に戻ったようですが下り列車は車両センター内を通って南古谷駅ホームに通せばどちらかが退行しないで良かったのでは?とも思います。営業列車を一旦車両扱いにして非営業の線路を通る事は規則的に厳しいのでしょうか…。ツアー形式とは言え非営業線路に一般人を乗せて行く事も多い昨今、普段から入出庫している車両センターを普段から担当している乗務員(運転士のみで車掌は担当してないかもですが)が運転して通る事に問題があるとは思えないのですが。この退行した事が話を大きくしているように思えます。

下り列車を車両センター内に取り込んで、通路線経由で南古谷駅へ、とは誰しも考えるかと思いますが、事前に周到な準備を行う(場合によっては予行演習も行う)イベント列車ではなく、過失による対応策として保安度が落ちる入換運転を乗客を乗せて行った場合は運輸局に呼び出しを受ける可能性が高いと思われます。

国鉄時代は当たり前だった乗客を乗せたままの引き上げ転線も、今や毎日やってるのが岐阜駅のひだ併結、一番直近で誕生したのが高岡駅のべるもんた、と2例でしょうか?(富山地鉄の寺田駅のアルペン特急は昨春で列車設定終了)

某鉄道事業者からは入換での旅客乗車は運輸局に事前に話を通さないとできない、とも聞きました。
運輸局の基準は結構、局が変われば異なるんですが、今回のケースの場合は定石に従えば、どちらかの列車を退行させて交換が正しい扱いです。

ご教示ありがとうございます。
なるほど、保安度の観点から見れば確かに入換は危険ですね。
>某鉄道事業者からは入換での旅客乗車は運輸局に事前に話を通さないとできない、とも聞きました。
そう言う感じでしたら退行と言う事になりますね。

車両センターの指扇方入出区分岐から、南古谷駅まで下り本線を敷いて部分複線化する改良はどうでしょうか。車両センター内にスペースはありそうです。そこまで投資をする必要性の経営判断にも寄りますが、最善は両駅間を複線化することですね。

皆様
多くのご意見ありがとうございます。

>下り列車を車両センター内に取り込む
確かにそう簡単にはいかなさそうです。
但し、
>どちらかの列車を退行
これも相当イレギュラーな扱いですよね。そう簡単ではないような・・・。
率直なところどっちもどっちなのでは?という気がしないではありません。

車両センターどころか本線の横に複線用スペース空いてますよ。
ただ、そこを複線化してもすぐ単線に戻るので効果はあるのか?

指扇ー川越車両センター間には、荒川があるので、複線化はするにはここに橋梁を架けなければならないので、なかなか難しそうですね。
指扇ー川越車両センターと、川越車両センターー南古谷では、回送を含めて前者の方が列車本数が多いのではないでしょうか。そうすると、川越車両センターー南古谷間は用地だけは準備しておきましょうというところではないでしょうか。

f54560zgさん
>率直なところどっちもどっちなのでは?という気がしないではありません。
元は運転規則では不可とされる退行運転が「線路、電車線路又は車両に支障があるとき」は例外として認められていますが、同様の際に入換運転を認める条項はありません。

事業者としては、退行の際にさらに事故を誘発しても「運転規則に準じた取扱中」ということになりますが、入換中に事故を誘発した場合は、運転規則では認められない扱いをしていたということになるので、安全性が同等でも選ぶのは前者ですね。

北東航21さん
情報ありがとうございます。なるほど、規定で定められているかいないかの違いがあるわけですね。
そもそも入換をすること自体、想定されていない気がします。

2023年3月の川越車セ付近での列車運転のトラブルについて、
 川越線デッドロック
で検索すると、複数の詳しい解説がヒットします。
ただ、情報の出どころは、いずれも、労組の資料か、マスコミのニュース等です。
所定では南古谷で交換するところ、指扇に交換駅を変更する運転整理を行なったところ、輸送管理システムに何らかの不具合が発生して、指扇、南古谷両駅の出発信号機に進行を指示する信号を現示してしまったというストーリーです。
「何らかのトラブル」の中身がわからないので、結局のところ、よくわからないままです。

NZさん
「何らかのトラブル」、何なんでしょうね。

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