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2018年1月11日 (木)

貨物列車ネタ17(向きを変える列車) その7

前回記事の新鶴見操車場でのスイッチバックについて、線路配線の観点から眺めてみます。

(こちらこちらの記事もご覧ください。)

●1967年3月
196703r

新鶴見操車場の場合は尻手支線の取り付け方が特殊なので、浜川崎方面~神戸方面の折り返しはそう簡単ではなさそうです。

列車の運転方向ごとにそのルートを推定してみます。
(複数の進路がある場合は代表的な例を示しています。)

1)浜川崎方面→神戸方面への列車の場合

1967031rl
・場内信号機13Lで割畑1番線へ。
・第2場内16Rで推進で浜川崎押下線へ。

1967032rl
・浜川崎押下線から下り出発1番線へ。
・ここで機関車を神戸方に付け替えて出発準備を整える。

1967033rl
・出発信号機4Lで神戸方へ出発。
・単純なスイッチバックに比べ若干手間がかかりそうです。

2)神戸方面→浜川崎方面への列車の場合

19670311rl
・場内信号機1RUで上り本線1区へ。
・下り出発線群には入れないんです(汗)。これがキツイ。

19670312rl
・しかたがないので第2場内(番号不明)で上り出発1番線へ。
・ここで機関車を神戸方に付け替えかな?
・入換で下り出発14番線へ。

19670313rl
・下り出発14番線から下り引上線へ。これも入換です。
・下り引上線から推進で下り出発1番線へ。入換はこれで終了。出発準備を整えます。

19670314rl
・出発信号機9A(?)で浜川崎押下線へ推進で出発。

19670315rl
・浜川崎押下線から割畑1番線へ。
・第2出発信号機13Rで尻手方へ出発。
・3回も向きを変えなければなりませんし、途中に入換を挟みます。大変ですね。

3)高島方面→神戸方面への列車の場合

19670321rl
・場内信号機2RUで上り本線へ。
・以下は前述の2)と同じですので省略します。

●1977年10月
197710r
1967年時点と大きく異なるのは、渡り線が設けられて上り本線から下り着発線群に進入できるようになっていることです。

1)浜川崎方面→神戸方面への列車の場合
これは1967年時点と変わりないので省略します。

2)神戸方面→浜川崎方面への列車の場合
19771011rl
・場内信号機14LDA1に従い、新設された渡り線801イ・ロを通って神戸方から下り出発1番線に進入します。
・ここで機関車を神戸方に付け替え、第1出発信号機151Lで推進で浜川崎押下線へ進みます。
・以下は1967年時点と変わりありませんので省略します。
・向きを変えるのは1回だけとなり、だいぶ楽になりました。

念のため、上記はあくまで推定です。特に43-10で3回も向きを変えるなんてことが実際にあったのかどうか。
上記の渡り線801イ・ロがいつ設置されたのかがよくわからないのですが、もし43-10時点で未設置であればこのような手順が必要になります。
また、もし1967年時点で浜川崎方面~神戸方面もしくは高島方面~神戸方面の列車が設定されていたとすれば同じような手順が発生していたはずです。

塩浜操や安善、鶴見、浜川崎でのスイッチバックは単純に機関車を付け替えるだけで済みますが、新鶴見操でのそれはちょっと面倒くさいようですね。

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。

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バックナンバーはこちらからどうぞ。

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コメント

操車場北端(品川方)にある折り返し線まで行けば1回で折り返せそうな気がするのですが?

名無しさん
上り本線4区→折返3→浜川崎到着線→尻手
というルートのことをおっしゃっているのだと思うのですが、浜川崎到着線は尻手方→折返3への一方通行しかできないようで、折返3→尻手方向へは進めないようなんですよね・・・。

折返3→浜川崎到着線を想定していましたが、配線図を拡大してよく見ると信号上は無理そうですね。
失礼しました。

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